love u... 2 (ページ45)

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俺さ、子供の頃からこういう仕事してて
物心つく頃には俺に興味を持ってくれるのは
物珍しいのを見にくる感じの人しかいなかったのね。
地元の友達とかはいるけどさ。

この仕事は好きでやってるから
そういうのもしゃーないって
わかってるけど、意外とさみしいんよ、笑

彼女っぽいのもいたけど
結局こっそり友達に田中樹と付き合ってるとか
言っちゃって騒ぎになったりとか。

あー結局こいつも
俺を好きなんじゃなくて
SixTONESの田中樹と付き合ってるステータス？
的なのが嬉しいっつーか…
まぁそう感じたわけよ。

別にもう諦めてたんだけど。

で、あの日、たまたまクラブでAさん見て
初めはクラブにいなさそうな服で
かっこよく魅せて、男バサバサ振って笑
かっけー女の人だなって気になって。

バーに着いてったらめちゃくちゃ大人で
綺麗なAさんがいて。
そこで本当に一目惚れしたの。

連絡先渡したのになかなか来なくて
まじで焦った笑

で、何回か電話したよね？
Aさんのこと少しずつ知れて嬉しかった。

名前、嘘吐いちゃったけど、、
それもこの前言ったけど、会う前に変な感じになりたくなかったから。
でも、ごめん。俺が悪かったよね。

お店で会った時、何回も泣かせちゃった。

でもAさん、目の前のやつが田中樹ってわかってからも、ずっと、俺のことを見てくれてたっていうか。知ろうとしてくれて、本当に嬉しかった。

Aさんには、
素の俺もっと知って欲しいって思った
し、俺ももっとAさんのこと知りたくなった。

なのに、Aさん、
あの時何回もさ、俺から離れようとしたよね？
多分そう考えてんじゃないかなって気付いてさ。

そう気がついたら、
なんかめっちゃ心痛くて。
トイレに行ったまま帰ってこないんじゃないかって迎え行くくらい、不安だった。笑

車で、俺が気持ち伝えた時も
拒絶、って感じが伝わってきて
それが怖くて、ごめん、キスした。

そっから連絡取れないし、着拒されるし
まじで生きた心地しなかったわ…

でも、そのおかげで気付けて、決心ついた。

俺は、Aさんがまじで好き。

これからも一緒に
お互いを知っていきたい。

もちろん、仕事もちゃんと大切にする。

だから苦しいこともあるかも知んないけど
俺はAさんに全てを捧げるし
何があっても守るから。

…だから、

もうずっと俺のそばにいて。

特別な人として。