検索窓
今日:23 hit、昨日:28 hit、合計:200,767 hit

love u... 88 ページ39

ラジオはあっという間に終わって
こーちとマネージャーの車に向かう。



「なんかあった?」

ーーえ?なんで?笑

「なんか、CM中とか上の空だったから」

ーーそお?

「うん。そんな気がしたー。
 まぁ、大丈夫ならいいけど」

ーーなんもねーよ

「まぁ、相談乗れることなら言ってよ」

ーー….おう



こーちに気付かれるほど態度に出てたのか、
仕事とプライベートは分けられる方なのにな。



そんなこと思ってたら
頭に蘇る、ツーツーという機械音。




ーーあ、こーち携帯貸して

「へ?なんで」

ーーいーから



こーちのスマホを無理やり奪って
俺の番号を見つける

同時に、俺のスマホでジェシーに電話する


「もしもーーし」


ジェシーが電話に出たことを確認して
こーちのスマホから俺の番号にかける


……♪

……♪

…留守番電話に接続します。

その音声を聞いて、
コーチと俺の終話ボタンを押す。




俺のスマホのこーちの番号を着信拒否する。

で、こーちのスマホから俺に電話する。







ツー、ツー






こーちのスマホから
聞き覚えのある機械音がする。





「なにしてんのさっきから笑」

ーー…え?こーち着拒した笑

「なんでだよ!笑」

ーーうそうそ笑




こーちの声で、遠くに飛びかけた意識が
この場に戻ってきた。

とりあえずこーちの着信拒否を解除した。

ジェシーから1回の電話と
なんだよ、いたずら? ってLINEが来てた笑




今こいつらいなかったら
けっこーやばかったわ…


って思ってる今も十分やばい。



マネージャーの車に乗って
家に帰る。



いつもならラジオの話とかするけど
そんな気分じゃない。

ただ黙って、この状況を理解しようと努めた




Aさんに着信拒否されている。


色々調べたけど、その確率が高い。





いつの間にか、ついていた家。
ふらふらとベッドルームに入る。


赤ワインの香りが
彼女を毎度思い返させる。



(どうして…)



そんなことを思いながら目を閉じた。





.
.
.

love u... 89→←love u... 87



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (246 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
667人がお気に入り
設定タグ:田中樹 , SixTONES , 年上   
作品ジャンル:タレント
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Nagi | 作成日時:2021年2月27日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。