【GIANTS】短編集

甘え方［石川慎吾］ ページ37

あとは、、、味付けかな
今夜のおかずは肉じゃが






慎吾さんはいろいろ細かい人ではありますが
なんだかんだぺろりと食べてくれます






石「ただいまー」






「おかえり！お疲れ様でした笑」






そろそろというところで
ちょうど帰ってきた慎吾さん






「もう少しでできるので待っててください」






と言いキッチンに戻る






なんとか好みの味になって
お皿に移そうとすると








ギュッ








背中に感じる温もりと重み






「ぅわ、びっくりした。危ないよー笑」






石「、、、」






「慎吾さん？」






石「うん」






慎吾さんはそれだけ言うと
私の背中におでこをグリグリしてくる






そしてだんだん強くなっていく腕の力






お！これは甘えたいサインだ






デリケート慎吾さんは
人にベタベタしたりしない






でも甘えたい時は
ただひたすらにギューとされる






「慎吾さん？とりあえずご飯にしましょう。その後はソファでゴロゴロです！」






慎吾さんの腕の中で体をねじり
慎吾さんの方を向く






石「いや」






「えーなんでですか？」






石「今やないといや」






こうなったら聞かないだろうな笑






「五分だけですよ？」






石「Aプニプニしてて気持ちい」






「デブってことですか？」






石「ちゃう、かわええってこと」






でもデブって聞こえるよ、慎吾さん






女子は体型に関してはデリケートなんです






「慎吾さん五分です」






石「あとでゴロゴロする」






名残惜しそうに離れた慎吾さんはニッコニコ
しながらテーブルにつく

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慎吾さんは食事の後私の分まで
速攻で片付けてソファにいます






私も追うようにソファに行くと






膝枕して欲しいようでソファの端を
ぽんぽんと叩く






珍しいな
こんなに甘えるの






いつか録画した番組を
クスクス笑いながら見ていると






石「A」






不意に名前を呼ばれる






何？
と下を向けば






伸びてくる慎吾さんの腕






私の後頭部にまわり
引き寄せられる






あ、
と思った時には






唇と唇は触れていて






石「いつも、俺のワガママ聞いてくれてありがとう。大好きや」






「好きでなきゃこんなことしませんよ笑」

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グダグダで
オチのない話になってしまいました(´･_･`)
コメントお待ちしています！

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