恋の確率 0.00001%【桃】

最終話 ページ49

さとみside

俺とAちゃんはペアになって、一緒にいろんな仕事をした


もちろん俺たち苺は殺し屋業界のトップとなった


合併してから一年後、俺たちは結婚を決めた


そして今日が結婚式当日。今からAちゃんのウエディングドレス姿をを見に行くところだ


さ｢すみません。終わりましたか？｣ｺﾝｺﾝ


『終わったよ、入って入って！』


ゆっくりとドアを開けた


『どう？似合ってる？』


さ｢うん…！すっごく可愛いよ｣


俺はAちゃんを抱きしめた


『あ、ありがとう//』


Aちゃんは照れながらそう言った


スタッフ｢そろそろお時間になります。会場の前で待機をお願いします｣


さ｢わかりました。A、行こっか｣


俺たちは、会場の前の扉へ向かった


〜会場前〜

俺たち二人とも両親がいないため、バージンロードは二人で歩くことにした


『なんだか、緊張するね』


さ｢大丈夫だよ。何も緊張することなんてないよ。皆が俺たちのことを祝ってくれるんだから、笑顔で楽しもうよ｣


『そうだね、皆が祝ってくれるんだもん。楽しまないとね！』


司会｢それでは、新郎新婦の登場です。拍手で迎えましょう｣


扉が開き、盛大な拍手に囲まれた


そしてゆっくりとバージンロードを歩き、ステージへ上がると牧師さんがいた


牧師｢さとみさん、あなたは今Aさんを妻とし、神の導きによって夫婦になろうとしています。汝健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、
これを愛し、敬い、慰め遣え、共に助け合い、その命ある限り真心を尽くすことを誓いますか？


さ｢誓います｣


牧師｢Aさんあなたは今さとみさんを夫とし、神の導きによって夫婦になろうとしています。汝健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、これを愛し、敬い、慰め遣え、共に助け合い、その命ある限り真心を尽くすことを誓いますか？｣


『誓います』


牧師｢それでは、誓いのキスを｣


さとみ君がそっと私を引き寄せ、どんどんさとみ君の顔が近くなっていき、私は目を瞑った


さ｢ふふっかーわい｣ﾎﾞｿｯ


私たちは唇を重ねた


さ・A以外｢ヒューヒュー！/おめでとう！/お幸せに〜！｣


この瞬間私はあることを知った









　


0.00001%の確率の恋が叶ったことを

Fin.

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