恋の確率 0.00001%【桃】

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Aside


今日は合併すると聞いてから２週間後の日


な組の本部に向かっています


やばい、めっちゃ緊張してきた…


る｢緊張してるの？大丈夫？｣


るぅと君が話しかけてくれた


『うん…』


莉｢そりゃ緊張するよね。一年前に離れ離れになった恋人と今から再会するんだから｣


運転している莉犬君が言った


こ｢A今すっごい怖い顔してるよ？｣


『え、嘘？！』


こ｢Aには、笑った顔が一番だよ｣


『そう？こうかな…？』ﾆｺｯ


試しに笑ってみた


こ｢っ//それ//｣


莉｢もう着いたよ〜｣


『はーい。ふぅ、笑顔で笑顔でっ』


手鏡で笑顔のチェックをして、車から降りた


建物へ向かうと、な組の方々が出迎えてくれた


な｢いらっしゃい。どうぞ中へ｣


私たちは建物の中へ入っていった


〜会議室〜

な｢それじゃ、お話しするね。今日からな組とる組は合併します。みんな、契約書持ってるよね？契約
　内容について説明するね


　1.契約中は、他の組と契約を結んではいけない
　2.同じ組同士での仲間割れは禁止する
　3.他の組との交際は禁止する。だが、この組の中での交際は許可する
　以上が全ての契約内容。明日までに暗記しておくように｣


３の契約内容が読まれたとき、さとみ君と目が合った


すると、ニコッと微笑んでくれたので、私も微笑み返した


そのあともいろいろと長いお話があった


ちなみに、合併した組の名前は、るぅと君とななもりさんの好物が苺なので、苺組になった


組長はもちろんるぅと君とななもりさんの二人になった


な｢話はこれで一応終わり。元る組の人たちは自由に見てってね｣


そして皆が一斉に席を立ち、散らばっていった


私は真っ先にさとみ君のところに向かった


『さとみ君…会いたかった…ずっとずっと！』


私はさとみ君に抱きつき、嬉しさのあまり涙を一粒


さ｢俺も会いたかったよ…！１日もAを思わなかった日なんてなかった…｣


『さとみ君…大好き…！』


そう言うと、さとみ君は頬を赤く染めた


さ｢ちょ//俺はAのこと…愛してるから｣


そういってさとみ君は私の唇にキスをした


すると私の顔がどんどん赤くなっていくのがわかった


な・莉・る・こ・ジ｢ヒューヒュー！｣


『ちょっと…！』


な｢せーのっ｣


な・莉・る・こ・ジ｢おめでとう！｣


私とさとみ君は顔を見合わせた。そして


さ｢『ありがとう！』｣


満面の笑みでこたえた


人生で一番の幸せを感じた

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