恋の確率 0.00001%【桃】 (ページ46)

今日:13 hit、昨日:4 hit、合計:55,875 hit

確率0.00044% ページ46

さとみside

Aちゃんと別れてから約一年が経った

Aちゃんのことは、１日たりとも忘れたことはない

仕事でいつか会えると思っていたが、一回も会うことはできなかった

そして昨日はな組とる組のお茶会があった

それで今後る組にどう対抗するか考える会議が翌日ある

その会議が今なうで行われている

な｢で、皆に本当に大事な話があるから、ちゃんと聞いてほしい｣

真剣な話…？ミッションとか…？

な｢実は…ほら、最近る組と争うことちょっと多かったじゃない？それで、昨日のお茶会で争いはもうやめようってことになって…

な組とる組、合併することになったんだ｣

その言葉を聞いた瞬間皆が目を見開いていた

な｢驚いたよね…それで、皆の意見を聞こうと思ったんだ。何か意見ある？｣

部下1｢あ、あの…俺たち、る組の奴らと一緒にやれる気がしませんよ…｣

部下2｢そうですよ…！急に言われても…｣

な｢急で本当に申し訳ないと思ってるよ。る組の人たちは、そんなに悪い人たちじゃないし、最初はなれないと思うけど、そのうち仲良くなっていけるよ｣

部下1｢そうですかね…｣

な｢大丈夫。誰だって最初は不安だよ。俺だって不安。でもこの不安を乗りきればきっと凄いものが待ってると思う。俺はその凄いものを見てみたい。だから、みんな納得してほしい｣

部下2｢そうですか…組長がそこまで言うなら…！｣

部下3｢どこまでも組長に着いていきます！｣

な｢みんな…ありがとう。じゃあ、2週間後に合併するね｣

まって…俺だけ話に着いていけてないだが…

る組とな組と合併…？

てことは…？

俺とAちゃんは一緒に仕事できるってことなのか…？

待てよ…同じ組同士の恋愛は確か…あり…だったよな？

可能性はある

その可能性に俺は賭ける

どうか…ありであってくれ…

俺とAちゃんとの幸せが

やっと始まるのかもしれない