恋の確率 0.00001%【桃】

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さとみside

非常にまずい展開…


る組から聞いたってことは、Aちゃんは知っているということになるよな


別れようって言われんのかな


なんか、怖い


俺はどっちを選べばいいんだ…？


組を辞め、二人で身を潜めながらの人生を送るか


組を続け二人は離れ、それぞれの道を進むか


普通に考えたら組を続ける方がお互いの為になる


でも、なぜかAちゃんが告白を引き受けてくれた理由を聞くと、組を辞めた方がいいんじゃないかと思ってしまう


ジ｢さとちゃん…組辞めるんか？これまでずっと一緒だったのにここにきて俺達離れ離れになるん？｣


さ｢それは…一回Aちゃんと話してから決める。ジェルは勿論大切な幼馴染みだから、離れたくない。そのこともちゃんと伝えて決めるよ｣


ジ｢さとちゃん…俺はもしさとちゃんと離れても、さとちゃんの幸せ願ってるからな！｣


ジェルは涙目になりながら言った


さ｢まだ別れるって決まってないだろwありがとう、ジェル｣


俺こんなにいい幼馴染みいて、幸せだな


〜夜9時〜

今日の仕事が終わり、寝る準備も完璧


かけるか…


プルルルル…←電話の音進化しました((


『…もしもし』


さ｢もしもし。えっと、なに話すか分かる？｣


『…うん。さとみ君はこれからどうしようと思ってる？』


さ｢俺は…すごく悩んでる。俺、ずっと一緒の幼馴染みがいるて、ここにきて離れるのは嫌だって言ってきて、俺も正直嫌。でも、Aちゃんと離れるのも嫌｣


『私は、さとみ君とずっと一緒に居たい。だけど、組を辞めるのが…怖いの…』


Aちゃんは泣き出してしまった


さ｢落ち着いて…！怖いの？｣


『うん…すっごく怖い…でもさとみ君と離れたくないよ…』


さ｢…わかった。俺は組に残る。Aちゃんとは離れ離れになっちゃうけど…｣


『何で…？私、嫌われちゃったの？』


さ｢そうじゃないよ。Aちゃんが幸せになれる方はどっちかって考えたらやっぱり組にいた方がいいと思う。ころんと莉犬もいる。俺はAちゃんに幸せになってほしい。好きだから。相手の幸せが、俺の幸せになるんだ｣


『私も…さとみ君が幸せでいてほしい…だから…別れよ…』


俺達は、別れを決意した


さ｢うん…じゃあね｣


『うん…また会える日まで』


さ｢A…愛してる。一度も抱き締めたり、キスできなくて…ごめん…｣


『さとみ君…私も愛してる』









そうして、俺達の最後の会話が終わった

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