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Aside
私の泣き声だけが響く会議室
そんな中、ころん君が閉じていた口を開いた
こ「わかりきったことだけど…告白の返事は?」
莉「告白の返事…?!ころちゃん、Aに告白したの?!」
こ「したっちゃした…」
『ころん君…ごめんなさい。』
こ「だよね…いや、分かってはいたけどやっぱふられるの辛…」
莉「ねぇ、Aは何でさとみ君を選んだの?一緒にいた時間はころちゃんのが長いのに…」
『ころん君に告白されたときはすぐに答えがでなかったの。好きかどうか。でも、さとみ君に告白されたときは、すぐに私さとみ君が好きなんだって分かったんだ』
こ「そっか…やば、負けた感半端ない」
『でも…!これからも友達としてよろしく…ね?』
こ「あ、うん。僕はAと一緒にいられるだけで幸せだよ」
莉「ころちゃんかっけぇこと言うじゃん…勿論俺もAといられるだけで幸せだよ!」
『二人とも…ありがとう!』
こ「で、どうすんの?さとみ君と」
『このことは、さとみ君と今夜ちゃんと話しとこうと思う』
莉「うん。それが一番だよ。じゃ、俺ら仕事あるから、Aも頑張ってねー」
『うん。本当にありがとう』
そうして私たちは会議室から出ていった
〜な組本部〜
さとみside
今、なーくんに呼び出された。ジェルもついてきてくれた
ジ「さとちゃんが呼び出しなんて珍し…何やらかしたん?」
さ「いや、特にはやらかしてはいないはずなんだけどな…」
なーくんの部屋に到着し、ノックして入った
な「いらっしゃい。ジェル君も来たんだね。さあ、座って」
さ「話って何?俺なんかやらかした?」
な「今日るぅと君から連絡あって、さとみ君“Aちゃんと付き合ってるの?”」
何でるぅとさんがそれを知って…
さ「……はい」
ジ「さとちゃんAちゃんとつきあってたん?!」
な「書いてなかった?契約書に他の組の者と交際をしてはならないって。100回くらい読ませたはずだけど足りなかった?」
さ「知った上で交際を始めました」
な「知ってたのに?何で、そんなに好きになっちゃったの?俺だって本当は幸せになってほしい。けど相手を考えて?とにかく、別れるかここを辞めるかどっちか。俺は別れることを勧めるよ」
さ「少し、時間くれない?考える時間がほしい」
な「考える必要なんてそんなにないとおもうけど…いいよ」
さ「ありがとうございます。」
これはやばいことになったな…
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ゆいる@べりらわ(プロフ) - るいさん» 本当ですかw私も時々見返すんですけど、流れますよねw (2021年3月31日 9時) (レス) id: f77fac8613 (このIDを非表示/違反報告)
るい(プロフ) - 確率0.00005%を読んでる時、「これが恋って言うやつなのか♪」が頭の中で再生されたんだがw (2021年3月31日 8時) (レス) id: 679eb4d660 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいる@べりらわ(プロフ) - ありがとうございます!次回作もどうかよろしくおねがいします!(*- -)(*_ _)ペコリ (2021年3月18日 6時) (レス) id: f77fac8613 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃ - 完結おめでとうございます!次回の作品も楽しみに待ってます(ФωФ) (2021年3月18日 1時) (レス) id: 499ec84b93 (このIDを非表示/違反報告)
桜あやや@べりらわ(プロフ) - ゆいる@べりらわさん» はい() (2021年3月7日 16時) (レス) id: 90426be14c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆいる@べりらわ | 作成日時:2021年1月9日 17時