確率0.00036% ページ38
さとみside
すごいスピードで発車したジェットコースター
徐々に上へ上がっていく
『高…ここから落ちるの?怖っ』
さ「大丈夫、死んだりしないから」
『本当?あ、落ち…ぎゃぁぁぁ!』
すごい勢いで急降下した
そのままの勢いでどんどん進み3分ほど経ち、やっと終わった
『う…やばかった…』
さ「大丈夫w」
『大丈夫…って、何でちょっと笑ってるの!』
さ「面白いなーって思ってw」
『もう…グー』
さ「お腹すいたの?そろそろご飯にする?」
『はい…』
さ「w行こうか」
『うん。ってさっきからさとみ君笑いすぎじゃない?!』
さ「そんなことないよ。ほら、おいてくよ〜」
『ちょっ、待ってぇー!』
ランチを食べおわり、その後メリーゴーランド、お化け屋敷、バイキング、コーヒーカップと、乗り物を片っ端から乗っていった
Aちゃんは、メリーゴーランドの時はとびっきり笑顔で
お化け屋敷は、俺にしがみつきながら歩いてて
バイキングは、乗った後ジェットコースターの時みたいにくったくたで
コーヒーカップの時は気持ち悪くなりながらもすっごく楽しそうで
全てが幸せで、愛しくてたまらなかった
そんな幸せな時間はあっという間に過ぎ、気づいたら午後5時
『っはぁー、楽しかったー!』
さ「そうだねw久しぶりにはしゃいでちょっと疲れたかもw」
『私もー、今日は結構疲れたな〜』
さ「じゃあ、最後あれ乗って帰ろっか」
『あの大きいの?すごいゆっくり回ってるね』
さ「観覧車っていうんだよ。景色がすごい綺麗なんだ」
『へぇ!乗ってみたい!』
さ「わかった。こっちだよ」
Aちゃんの手をひき観覧車まで歩いていく途中
俺の目に看板が飛び込んできた
“この観覧車の頂上で告白すると、成功の確率は100%!”
少し気になったが、じっと見ることはなく観覧車の方へ歩いていった
キャスト「ようこそ○○観覧車へ!こちらのゴンドラへお乗りください〜」
『これ、ほんとに乗って大丈夫?』
さ「大丈夫だよ。ほら」
そういって俺はAちゃんに手をさしのべた
『ありがとう』
俺とAちゃんを乗せたゴンドラはゆっくりと上へとあがっていった
『うわぁ…綺麗…』
さ「そうだね」
ゆっくり、ゆっくりと頂上に近づいていく
ふと、あの看板を思い出した
さ「Aちゃん?」
『何?』
観覧車が頂上へ行った時
「好きです。俺と付き合ってください」
俺は告白をした
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ゆいる@べりらわ(プロフ) - るいさん» 本当ですかw私も時々見返すんですけど、流れますよねw (2021年3月31日 9時) (レス) id: f77fac8613 (このIDを非表示/違反報告)
るい(プロフ) - 確率0.00005%を読んでる時、「これが恋って言うやつなのか♪」が頭の中で再生されたんだがw (2021年3月31日 8時) (レス) id: 679eb4d660 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいる@べりらわ(プロフ) - ありがとうございます!次回作もどうかよろしくおねがいします!(*- -)(*_ _)ペコリ (2021年3月18日 6時) (レス) id: f77fac8613 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃ - 完結おめでとうございます!次回の作品も楽しみに待ってます(ФωФ) (2021年3月18日 1時) (レス) id: 499ec84b93 (このIDを非表示/違反報告)
桜あやや@べりらわ(プロフ) - ゆいる@べりらわさん» はい() (2021年3月7日 16時) (レス) id: 90426be14c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆいる@べりらわ | 作成日時:2021年1月9日 17時