127話 ページ37
「…」
私は黙ってた。ただひたすらに、、
一虎「A?黙ってると分からないんだけど?」
頬に添えられていた手は再び私の首元に運ばれる。
やばい。また締められる。
そう思ったときだった、、
A母「___Aちゃーん!一虎くーん!ケーキ食べるー??」
1階からお母さんの声がした。
一虎「…これで終わりだと思うなよ?」
首元の手が離れる。
「…」
一虎は立ち上がり、部屋のドアを開け、お母さんに返事をしていた。
一虎「A!行こう」
いつものように二カッと、私に笑いかけた。
「う…ん…」
上手く言葉を発することが出来なくて、、
返事をするのもままならなかった。
一虎「ほーらっ」
私のそばに来て、はだけてしまった服を丁寧に着せてくれる。
だけど彼の目は私を見ているんじゃなくて、
首元の痕をにらみ付けているように思えた。
"愛してるよ"耳元でささやかれた瞬間…
カリっと音がした。
「っ!…痛…ぃよ…」
一虎に、耳を噛まれた。
反射的に彼から身体が離れる。が、すぐに抱き戻され、腕いっぱいに抱きしめられた。
…こんな状況でも、彼からふわっと香る匂いは好きなもんだから、今さっきされた事なんか、どうでも良くなってくるんだよね。
一虎「A、俺のだよ?…分かってんの?」
元気が無さそうに言われるもんだから。。
彼には私が居ないと駄目なんだ、と思っちゃうんだ。
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あいこ(プロフ) - ナナさん» うわぁぁ♡ありがとうございます!全部見てくれてるんですか!嬉しいです!ありがとうございます(,,ᴗ ᴗ,,) ⁾⁾ (2022年1月18日 0時) (レス) id: 6ee827f542 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ - 好きです♡コメントしたのは初めてですが、あいこさんの作品全部見てるし、全部応援してます!頑張ってくださいね! (2022年1月17日 17時) (レス) @page45 id: 689f1d0164 (このIDを非表示/違反報告)
あいこ(プロフ) - ちぇりーさん» ありがとうございます!がんばります♡ (2022年1月16日 23時) (レス) id: 6ee827f542 (このIDを非表示/違反報告)
ちぇりー - 一虎に合った表現です////更新楽しみにしてます! (2022年1月6日 20時) (レス) id: 3d9fb00f97 (このIDを非表示/違反報告)
あいこ(プロフ) - Nyayanさん» コメントありがとうございますっ!更新しがいがあります♪ (2022年1月4日 20時) (レス) id: 6ee827f542 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あいこ | 作成日時:2021年11月20日 19時