95話 ページ2
一虎「…なに?」
うう…こわいよ…
「あのっ…今朝の女の子に、その…ネクタイ…渡したって本当?」
一虎「…」
一虎は黙ったまんまだ。
「一虎…?」
一虎「渡したよ。だけどそれは、お前の元に早く戻るためにした行動だよ」
切なそう私を見る。
「そうなんだ…」
一虎「うん。…A、俺本気でお前のこと好きなんだ。愛してんだ。俺と付き合ってよ。」
突然の告白。
確かにお互い前に好きとは伝えていたけど、付き合ってとは言ってないし言われていない。
だけど、いまさっきの行為のあとだからなのか、一虎のことは好きだけど、今は付き合うとか…考えられないよ。
「あっ…の…えと」
なんてそんな簡単に言えない。
一虎「ん?」
そんなに切ない目で見ないで…。
断れないよ…。
「あっ…」
その瞬間私の身体に腕が巻き付く。
一虎「好きだよ」
この甘い声にドキッとしちゃう。
「わた…しも…」
自然と言葉を発してしまう。
一虎「だったら…いいよね?」
真っ直ぐと目を向けられる。
逸らそうにも逸らせない。
「う、うん」
一虎「…なら、今から俺の彼女な!」
ニカッといつものように笑う一虎。
一虎と恋人同士になれて嬉しいはずなのに。
なんだか引っかかる。
___私はこれでよかったのだろうか。
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あいこ(プロフ) - ナナさん» うわぁぁ♡ありがとうございます!全部見てくれてるんですか!嬉しいです!ありがとうございます(,,ᴗ ᴗ,,) ⁾⁾ (2022年1月18日 0時) (レス) id: 6ee827f542 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ - 好きです♡コメントしたのは初めてですが、あいこさんの作品全部見てるし、全部応援してます!頑張ってくださいね! (2022年1月17日 17時) (レス) @page45 id: 689f1d0164 (このIDを非表示/違反報告)
あいこ(プロフ) - ちぇりーさん» ありがとうございます!がんばります♡ (2022年1月16日 23時) (レス) id: 6ee827f542 (このIDを非表示/違反報告)
ちぇりー - 一虎に合った表現です////更新楽しみにしてます! (2022年1月6日 20時) (レス) id: 3d9fb00f97 (このIDを非表示/違反報告)
あいこ(プロフ) - Nyayanさん» コメントありがとうございますっ!更新しがいがあります♪ (2022年1月4日 20時) (レス) id: 6ee827f542 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あいこ | 作成日時:2021年11月20日 19時