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風邪 M.T.C 2 by朱寧 ページ19

*45Rabbit
「じゅーとさん、もう無理……しぬ………」
「たかが風邪で死にませんよ」

Aは風邪に苦しんでいる。
少し前に『助けて 死ぬかも』という連絡が来たときは驚いた。
そして大慌てで仕事から帰り、彼女の自宅まで駆けつけたのだ。

「ねえ銃兎さん……風邪、早く治らないかな」
「そうですね……」

嘘だ。俺としてはものすごく役得だ。
今の彼女は、潤んだ目で俺を見つめ、紅潮した顔で、何というか……そそられる。
彼女に覆い被さり、唇を食むようにキスする。

「銃兎さん……?」
「なら、俺に移すか?」

俺は知ってるぞ、移し方。


*CrazyM

「風邪?」
「ごめんね理鶯、わざわざ家に来てもらって悪いんだけど」

彼女がそう言った時は驚いた。
いつも明るく振る舞う彼女だ。
風邪には無縁なのだろう、と思っていたのだが。
目の前にいるのは、マスクをして、こんな昼間に寝巻きを着たAだ。

「大丈夫か。熱は何度くらいだ」
「38℃出た」

それはいけないと、Aを寝室まで連れていき、寝させる。

「理鶯、ありがと」
「今はゆっくり寝るといい。あとで小官が何か作ろう。」
「…………うん、分かった。」

弱々しく微笑んだ彼女を見て、心底風邪が嫌いになった。

「できることなら、小官が代わってやりたいが……小官には、これくらいしかできない」
「そんなことないよ。私理鶯が大好き。優しいから。」

彼女はどれだけ強く優しいんだと嘆いた。
そして少し可愛さも覚えたので、小官は彼女にキスをした。

風邪 F.P byリオ→←風邪 M.T.C by朱寧



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リオ(プロフ) - 朱寧さん» ありがとうございます(^ ^) (2019年3月24日 21時) (レス) id: 36457bb11b (このIDを非表示/違反報告)
山吹桜(プロフ) - 朱寧さん» 分かりました! (2019年3月24日 14時) (レス) id: dc74c43e3f (このIDを非表示/違反報告)
朱寧(プロフ) - 作者様伝言の確認お願いします! (2019年3月24日 12時) (レス) id: 28fe66ac14 (このIDを非表示/違反報告)
朱寧(プロフ) - どぅるじさん» 主催者のLonさんに代わって、失礼します!リクエスト承りました!遅くなってしまいましたが、今週お題にさせていただきます!ありがとうございました! (2019年3月24日 10時) (レス) id: 28fe66ac14 (このIDを非表示/違反報告)
どぅるじ(プロフ) - リクエストお願いします!夢主ちゃんが隣で真顔で泣いてたらをお願いします! (2019年3月9日 19時) (レス) id: 90d23b1642 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Lon x他3人 | 作成日時:2019年1月21日 21時

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