八犬伝 幻灯火に助けられし者

約束 ページ29

幻灯火「連れていかれたな」

A「女を連れていくほど馬鹿ではないみたいだけどね？」

あの先生も行っちゃった
どーしよーかな

信乃と村雨がいれば別に大丈夫だと思うんだけど…

幻灯火「見守るか？」

幻は姿を大きくさせふせの状態で私を待った
もう！幻には勝てないな…

A「じゃ、お願いね幻」

幻に乗って行ってみればなんとか一件落着してたみたい

よかったー

猿神「約束は果たされた」

信乃たちが山を降りていくと猿神は私と幻に向き直った

A「よかったじゃない。また、いつか会いにくるわ」

私も貴方と同じだから、、、

幻「……」




幻はくるっと体の向きを変えると村へと戻り始めた

ああ、蒼に会いたいな









村は何とかなったので帰ることになった

列車はもちろん現八と小文吾と一緒
信乃はふてくされていたがしょうがない

現八「…天気悪くなってきたな」

現八の言うとおり外は曇っている

A「あ！雪」

真夏に降る白い雪

異常気象？？

幻が反応してないから危険はない、かな？
そう判断し、私も眠ることにした


小文吾「ねちまったな」

現八「疲れたんじゃないか？」

現八が自分の上着を脱ぎAにかけた




現八「おい！Aつくぞー？」

ん、、

A「おはよう…おんぶして」

現八におぶられ列車をおりた
小文吾が後ろで気をつけろとか言ってるけど、、、何に気をつければいいんだろう？


小文吾「お！信乃たちも降りてきたな」

ほんとだ
ってあれ？

きれいな妖

信乃の友達かな？？
こんど紹介してもらお！

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