八犬伝 幻灯火に助けられし者

鬼追 ページ11

そろそろみんな帰ってくるかな？
着物好きなんだけどなあー…いつもの格好でいいや
Tシャツに短パン、ヒールに黒マント


ﾄﾞｸﾝ

何？
不思議な感じ

A「幻」

幻灯火「なんだ？」

A「雷鬼が泣いているの…だから雷鬼の所いく」

なぜ近くにいないのにわかるの？
僕…私はどうしたの？

幻灯火「ああ、だがどこへ？」

(大きな橋)

A「大きな橋があるところへ来る」

幻灯火「そうか、乗れ！(様子が少しおかしいな、どーなっている？)」

幻に乗って移動してると
いた！雷鬼！！
何を追っているの？
雷鬼の先には

A「信乃！！…幻！雷鬼に近づいて！出来るだけ近く！！」

身体が熱い

なんでだろ？

泣かないで？

悲しまないで？

A「静まって！お願い！雷鬼！静まって！」

橋の上には信乃

止めなくちゃ！！
幻から飛び降り雷鬼の目の前に飛び降りる

A「静まって！雷鬼お願い！」

私は雷鬼を止めたい！
雷鬼は人…犬飼現八


ふわっ


オレンジ色の光が私を包んだ

それと同時に自分の意識に靄がかかった


雷鬼に額を当てる

A「静まりなさい雷鬼！いえ、犬飼現八」

暖かいオレンジ色の光があたりを包む


雷鬼「俺は…「貴方は犬飼現八、私(わたくし)の大事な人」大事？人ではない俺がか？」

A「貴方は人、私や回りの人と同じ人です」

雷鬼が静まる



幻灯火「A！！A！！！」

えっ！？

A「僕、今……何してた？」

幻灯火「記憶がないのか？」

頷く
だっていつのまにか幻から降りていて
雷鬼が、現八が


信乃「A！前！！」

A「え？あ！」

カンッ

ギリギリのところで矢を短剣で叩き落とす

信乃「川だ！」

A「幻！川に！」

幻に飛び乗り落ちていった現八を幻が口で加えて川岸におろす

A「幻、信乃と四白も！」

幻がまた川に戻ってくれた

小文吾「兄貴ーー！！」

この声は！

A「小文吾！ここ！！」

小文吾「A！？って兄貴！！」

A「どっか休めるとこない？」

小文吾「ある！案内する「待って！信乃と四白も！」ああ」

ｻﾞﾊﾞｰ

幻灯火「見つけてきた」

A「小文吾、現八乗せて！」

小文吾「おーって！なんで、名前知って？」

幻灯火「早くしろ、犬が怪我してる」

A「小文吾案内よろしくー！幻飛ばして！」

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