８６話 ページ47
レ「スカイが天使だってこと知ってたのか？」
続けてコウも訊ねる
コ「それに、天使の力？あの時っていつのことだ？」
貴「ミキエルさんはどこまでご存知なのですか？」
少し間を置いて、ぽつりと尋ねた。天使だということは知っているけれど、力については知らないのだろうか
しかしミキエルさんは表情を硬くした
ミ「失礼ですが、皆様もどこまでご存知なのですか。もしや、ここに来る前から彼女と面識が？」
貴「いえ、ここに来た時が初対面です。私は彼女が天使ということもさっき知りました。私はたまたま魔法について知識を持ち合わせていたので、気付いただけです」
ミ「魔法？」
「魔法」というと、ミキエルさんの眉がピクリと動いた。それと同時に彼の瞳がきらりと光る。
なぜだか既視感を覚えた。嫌な方の
ミ「魔法！A様、今魔法とおっしゃいましたか！？」
貴「ええ！？えと、はい……あの、ミキエルさん。どうされましたか？」
ミ「あぁ、やっぱりそうなんですね！これがどうしたもこうしたもありますか！魔法ですよ！」
そう言って満面の笑みを浮かべながらかなり興奮したミキエルさんは、私の手を取った
あぁ、さっきの既視感はいつぞやのファルさんに似ていたんだ
さすが幼馴染みだと思った
ミ「これは大変失礼致しました。魔女様」
貴「魔女じゃないです！単なる一端の魔法使いに過ぎません！」
そしてなぜかひざまずくミキエルさん。なぜ！？そして魔女って！？
ミ「この地には昔から伝説があるのです。1000年以上前、森に住む一人の人間が病床に伏し、神に助けを求めました。神は願いを聞き入れ、その人間は病にかからぬ不死の身体を手に入れたと…」
貴「そういう民話好きなのでめちゃくちゃ気になりますが今そういう話してる場合じゃないです！そして魔女ってなんですか！？」
ミ「神は魔女を使って人間を不老不死としたそうです。その時に使われたのが魔法で」
貴「古代の魔法ですか！？1000年前の記述など残っていたりしませんか！？それとその民族についてもう少し詳しく」
レ「だーーーっ！今する話じゃねーだろ！一旦止まれお前ら！！」
オタク談義をかき消すようにレイが叫ぶ。仕方がない、またあとで聞こう
コ「それで、ミキエルはスカイのことどこまで知ってるんだ？」
仕切り直すためにコウが訊ねる。ミキエルさんも既に切り替えはできていた
ミ「彼女が天使であることと、不思議な力を使えること。私が知っているのはそれだけです」
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栗狐(プロフ) - フォローありがとー(*´-｀*)ゞございましたです(*^-^*)いまからフォローしてきます(ﾟ∀ﾟ*)(*ﾟ∀ﾟ) (2018年7月16日 13時) (
レス) id: d357ac031b (このIDを非表示/違反報告)
笹乃葉(プロフ) - 栗狐さん» うわぁぁぁぁぁぁありがとうございます！！！！失礼ですがフォローさせていただきました！！！楽しみにしてます！！！！！ (2018年7月16日 13時) (レス) id: f7209ee17f (このIDを非表示/違反報告)
栗狐(プロフ) - 大丈夫ですよー(´▽｀)気に入っていただけてよかったです！これからもちょこちょこ投稿するのでよろしくお願いいたします(っ´▽｀)っ (2018年7月16日 13時) (レス) id: d357ac031b (このIDを非表示/違反報告)
笹乃葉(プロフ) - 栗狐さん» 昨日疲れてそのまま寝てしまったので今見ました！！素晴らしすぎか……！？皆かっこよすぎですかもうありがとうございます！！！！！URLこっちに貼って大丈夫だったりしますでしょうか！？ (2018年7月16日 13時) (レス) id: 00d128c491 (このIDを非表示/違反報告)
栗狐(プロフ) - そのあとも制服姿等、学パロイラストも混ぜていきたいと思います！(*^-^*)よろしくお願いいたします(ﾟ∀ﾟ*)(*ﾟ∀ﾟ) (2018年7月16日 8時) (レス) id: d357ac031b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：笹乃葉 | 作成日時：2016年3月26日 17時
