８５話 ページ46
コ「おいレイ、お前どんなタイミングで合図出してんだよ」
私達が頭をひねっている中で、強風に負けじとコウが近づいてきた。
滑らないのかな
レ「そこは悪かったって。まさかあのタイミングで誰か来るとは思わないだろ！」
コ「そこら辺不注意っつってんだろ。昔からお前は…」
レ「うるせぇ！落とし穴の件は別だろ！」
コ「俺まだ何も言ってないけど」
貴「今はそんなこと言ってる場合じゃないでしょう！」
いつの間にか2人の昔話になりそうだったので中断させる。それにしても、初めに比べれば2人もかなり仲良くなった。
あまり関わりがないと言っていたけれど、小さい頃はそれなりに話すような間柄だったのかもしれない
貴「それで、どうしましょうか。完全に暴走しています」
レ「魔法で止められたりしないのか？」
貴「魔法はそこまで万能じゃありません。それに、こんなに離れてちゃできるものもできません」
コ「じゃあ、せめて天気とか風だけでも止めたりできないか？」
貴「対抗策としてはいいかもしれませんが、天使のスカイちゃんと人間の私では、魔力量が雲泥の差です。私の方が圧倒的に少ないから、対抗できたとしても数分でしょう。
それに、ここまで大きな魔法を止めたことはないです……いつまで持ちこたえられるか」
こんなことならもっと真剣に魔法を習っておけばよかった
姉なら、きっとこの状況だって変えることが出来るんだろう。そう考えると気分が沈む
とりあえず、何か対抗策を考える、と、
突風が吹き荒れる中、誰かの走る音が近づいてきた
ミ「皆様、お怪我はありませんか！？」
レ「ミキエル！？」
真っ先に反応したのはレイだった。強風でぐらつきそうになるミキエルさんの身体を、支えようと駆け寄る
ミ「申し訳ありません……」
レ「気にすんな。お前こそ大丈夫か？」
ミ「田舎育ち故、このくらいの天候なら慣れていま…A様、そのお怪我はどうされたのですか？」
彼は、ぎょっとした反応を見せた。大きな傷は防いだけれど、かすり傷などはまだまだ健在だった
衣服もボロボロなままだ。心配するのも当然だろう
貴「ただのかすり傷ですので、お気になさらず。それよりミキエルさんも大丈夫ですか？」
ミ「私は大事ありません。いえ、私よりもスカイはどうなってしまったのですか？
もしやまたあの時のように、天使の力が暴走してしまったのでしょうか？」
その彼の一言に、彼を除くその場の全員が目を剥いた
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栗狐(プロフ) - フォローありがとー(*´-｀*)ゞございましたです(*^-^*)いまからフォローしてきます(ﾟ∀ﾟ*)(*ﾟ∀ﾟ) (2018年7月16日 13時) (
レス) id: d357ac031b (このIDを非表示/違反報告)
笹乃葉(プロフ) - 栗狐さん» うわぁぁぁぁぁぁありがとうございます！！！！失礼ですがフォローさせていただきました！！！楽しみにしてます！！！！！ (2018年7月16日 13時) (レス) id: f7209ee17f (このIDを非表示/違反報告)
栗狐(プロフ) - 大丈夫ですよー(´▽｀)気に入っていただけてよかったです！これからもちょこちょこ投稿するのでよろしくお願いいたします(っ´▽｀)っ (2018年7月16日 13時) (レス) id: d357ac031b (このIDを非表示/違反報告)
笹乃葉(プロフ) - 栗狐さん» 昨日疲れてそのまま寝てしまったので今見ました！！素晴らしすぎか……！？皆かっこよすぎですかもうありがとうございます！！！！！URLこっちに貼って大丈夫だったりしますでしょうか！？ (2018年7月16日 13時) (レス) id: 00d128c491 (このIDを非表示/違反報告)
栗狐(プロフ) - そのあとも制服姿等、学パロイラストも混ぜていきたいと思います！(*^-^*)よろしくお願いいたします(ﾟ∀ﾟ*)(*ﾟ∀ﾟ) (2018年7月16日 8時) (レス) id: d357ac031b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：笹乃葉 | 作成日時：2016年3月26日 17時
