７９話 ページ40
バリバリバリッ、ドガーーーーン！
突然、空が真昼みたいに明るくなったかと思うと、天地が割れるような大きな音が聞こえた
「きゃああああ！！！」
子供達の絶叫が鳴り響く
大半……というかほとんど全員が泣き出してしまった。今この時点で泣いていないのは私とスカイくらいだろう
ミ「皆、大丈夫ですか！？」
パニックにならないように小さい子から順に保護していく。スカイの方が適役なのだが、今の彼女には他の事に構っていられる余裕なんてないだろう
マリーの落下に誰もがショックを受けていた
それはスカイもわかっているはずだろう
だが、スカイは何かおかしい
それには何か、理由でもあるのだろうか？
少し気になって彼女の様子を伺ってみる……が
ミ「スカイ？」
ス「───神様、私は……どうして、どうしてこんなことに」
先程までとは、明らかに様子が違っていた。責任を全て背負って自分を追い詰めているというより、何かに驚愕していた
声をかけてもそれどころではないのか反応すら無かった。仕方なく肩に触れて様子を確かめる
ミ「スカイ、大丈夫ですか？」
ス「────近づかないでっ！」
ゴロゴロゴロ！！！
また鳴った
悲鳴が聞こえる前に、急いで子供達に駆け寄る
スカイは動かなかった
何かに酷く怯えていた
彼女の目は、こんな色だっただろうか？
あんなに綺麗な黄色は
＊＊＊
気がつくと、目が覚めたところだった
ミ「眠ってしまっていた。片付けをする予定だったのに」
机の上に積み重ねられた本の山を見て、ため息を吐く。忙しい日が続くと、読みたい本も溜まっていくばかりだ
子供が読むには難しいものも多く、そこまで気を遣って図書室に返す必要は無い。しかし、今はお客人に本好きの方がいるから返しに行った方がいいだろうと思って片付けようとしていたのに
そろそろ母親のところに行かなければならないし、今日のところは諦めようと思ったところ
ミ「普通の雷雨じゃない？」
窓の外に広がる雷雨は、明らかにここら一帯だけに存在していた
不可思議で不自然な、どこかで見た光景
────あの日と同じ
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栗狐(プロフ) - フォローありがとー(*´-｀*)ゞございましたです(*^-^*)いまからフォローしてきます(ﾟ∀ﾟ*)(*ﾟ∀ﾟ) (2018年7月16日 13時) (
レス) id: d357ac031b (このIDを非表示/違反報告)
笹乃葉(プロフ) - 栗狐さん» うわぁぁぁぁぁぁありがとうございます！！！！失礼ですがフォローさせていただきました！！！楽しみにしてます！！！！！ (2018年7月16日 13時) (レス) id: f7209ee17f (このIDを非表示/違反報告)
栗狐(プロフ) - 大丈夫ですよー(´▽｀)気に入っていただけてよかったです！これからもちょこちょこ投稿するのでよろしくお願いいたします(っ´▽｀)っ (2018年7月16日 13時) (レス) id: d357ac031b (このIDを非表示/違反報告)
笹乃葉(プロフ) - 栗狐さん» 昨日疲れてそのまま寝てしまったので今見ました！！素晴らしすぎか……！？皆かっこよすぎですかもうありがとうございます！！！！！URLこっちに貼って大丈夫だったりしますでしょうか！？ (2018年7月16日 13時) (レス) id: 00d128c491 (このIDを非表示/違反報告)
栗狐(プロフ) - そのあとも制服姿等、学パロイラストも混ぜていきたいと思います！(*^-^*)よろしくお願いいたします(ﾟ∀ﾟ*)(*ﾟ∀ﾟ) (2018年7月16日 8時) (レス) id: d357ac031b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：笹乃葉 | 作成日時：2016年3月26日 17時
