【d!】天と地の吸血鬼Ⅱ (ページ3)

今日:7 hit、昨日:22 hit、合計:23,868 hit

51話ページ3

gr｢止まれ｣

？『...っ』

グルッぺンはそう言うと黒マントの人はピタリと止まった

トントンは黒マントの腕を掴み言った

tn｢お前....グルッぺンの指示聞くってことは...まさか｣

？『は、離して...まだ...』

黒マントの人はトントンの手を振り払う

その勢いでマントのフードがパラリと外れふわっとした髪が出てくる

？『まだ...合わせる顔がないから...』

そう言うと男は屋根に飛び乗り走っていった

os｢A？...寝てる｣

すうすうと寝息を立てながらAは眠っていた

gr｢トン氏、追いかけるのはやめておこう。まずAを連れて帰ろう｣

tn｢...うん。分かった｣

グルッぺンはAを姫抱きしみんながいる場所へ向かう

os｢トントン。行こ｣

tn｢....｣

――――――――――――――
A視点

？『....』

tn｢ん？どないしたんや？あぁ。手伝ってくれたんか！いつも助かるわありがとうな｣

？『....っ』

gr｢無理に声を出そうとするな。また自分を苦しめることになってしまうだろ？｣

？『...』

｢ははっ...覚悟しろ総統グルッペン･フューラー！今こそお前を打ってやる！｣

だめ....

やめろ.....

嫌だ....

――――――――――――――

『っ...？』

目が覚める。そうか...僕、満腹で眠って...

sho｢A！｣

『わっ！？』

シャオロンが急に僕に抱きつく

sho｢良かったぁ...心配したんやで？？お前、人間やのに1人で外行ってよ....ほんま何考えてんねん！！｣

『ごめ...』

少し怒った口調でシャオロンAに言った

怒られた...まぁ、そうだよな

『そうだ...ショッピは...？まさか死んじゃった...？』

shp｢勝手に殺さないで貰えませんかね？｣

ベッドの隣でしゃがみこみこちらを覗いていたショッピ

『良かった....生きてた...』

shp｢ちなみにゾムさんも無事です｣

シャオロンから聞くとゾムは疲れて寝ているらしい

shp｢後はコネシマさんなんですが...コネシマさんは....死にましたね((kn｢生きとるわ阿呆！！｣))あ、いたんですね先輩｣

kn｢何勝手に殺しとんねんショッピィ！｣

コネシマはショッピの髪を鷲掴みする

shp｢痛いです。触らんといてくださいよ｣

『....ねぇ、迷惑じゃないの？』

僕はそう言うとみんなは不思議な顔をしてこっちを向く

sho｢え？迷惑...？｣

『うん...僕がいると誰かは怪我しちゃうし...死にかけたこともある...』

本当は僕がいなくても..