【d!】天と地の吸血鬼Ⅱ (ページ20)

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67話ページ20

・濁点付きます

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コネシマ視点

kn｢無駄に広いな...ここ｣

昔、俺らが住んでたとこより広い

長い長い廊下を歩く

kn｢シャオロンアイツ1人で大丈夫なんかな...いけるやろ｣

そう独り言を言っていると...

《だすげでっ！！誰かっ！！》

聞き覚えのある声が聞こえた

正しく、Aの声だった

kn｢A！？どこにおるんや！！｣

僅かに聞こえたAの声を頼りに声のする方へAの名前を呼びながら走る

しばらく走るとある部屋の前に着き扉を勢いよく開ける...すると...

kn｢なんでAがここにおるんや...｣

目にしたのは、テーブルの上に座っているAを抱きしめる汚らわしい男だった

kn｢お前っ...Aから離れろや！！｣

コネシマは男に向かって拳を振り落とそうとすると

kn｢っ！？｣

？｢やだなぁ...俺を殺そうとか｣

体が自由に動かず前に進みたいのに進めない

？｢動けないでしょ？あははっ｣

kn｢何がおもろいねん｣

？｢連れて参りました...ヒプノ様｣

後ろから誰かの声がし振り向くと...

kn｢...は？｣

何でシャオロン...お前がおんの...？

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シャオロン視点

｢驚かしてしまいすみません。私はここの執事をしている者です｣

sho｢....？｣

執事は礼儀よく俺に挨拶する

｢どのようなご要件でここに来られましたか？まさか、お仲間様が中に入ってしまいそれっきり帰ってこない...と？｣

sho｢え？まぁ...てか、なんで知っとるん？見たんか？｣

俺はそう言うと執事は笑顔で｢はい｣と返事をする

｢そのお仲間様は"ある部屋"にいらっしゃいますよ。案内しますのでついてきてください｣

sho｢...うん...？｣

はよ連れて帰ってグルッぺンのとこに報告せんと...

執事について行くと｢ここですよ｣と扉を開ける

sho｢...は？？｣

｢連れて参りました...ヒプノ様｣

前にはコネシマが立っておりこっちを向いた

kn｢....は？｣

sho｢シッマ...？てか、何でAがあの男のとこおんの...？｣

シャオロンはAの所に行こうとすると体が何故か動かなくなる

？｢みんな引っ掛かっちゃったね。これは罠だよ？みんなバカだねぇ...執事、この2人をある場所に案内して｣

｢かしこまりました｣

執事はそう男に礼をすると俺とコネシマの手を縄で結び引っ張りどこかへ連れて行かれた