43話 ページ49
zm｢Aっ｣
軍兵｢おい。そこの緑のパーカーを着たお前.....そいつを俺達に寄越せ｣
少女はプルプルと震えながらゾムにしがみつく
軍兵｢お前もあんな風になりたいのか？｣
軍兵は仲間に合図を送ると、建物の裏からボロボロになったシャオロンが軍兵に運ばれゾムの前に落とされる
『(嘘....)』
軍兵｢大丈夫。殺しはしてねぇ....俺らの計画がバレちまったから口封じをしただけだ。こいつ、威勢は良かったが俺達には敵わなかったみたいだな｣
軍兵の1人がそう言うとその仲間達は一斉に笑いだした
zm｢お前ら....人を馬鹿にするとか許される思っとんのか｣
ゾムもそろそろ我慢の限界だろう....歯を食いしばり相手を睨んでいる
僕がやるしか....っ！
『〜っっ！』
僕しゃがみ銃を突きつけてきた軍兵の足を引っ掛け転ばせた
軍兵｢何っ！？｣
転んだ衝撃で銃を落としそれを僕は拾った
軍兵｢何をしてる貴様ぁっ！！｣
ゾムの前にいる軍兵が僕に向かい引き金を引こうとすると
zm｢お前の相手は俺や！！｣
そう言い軍兵を捕まえ首元にナイフを近づけた
軍兵｢くそっ....｣
ふぅ....何とかこいつらを捕らえることが出来た....
『(あれ....？)』
もう1人はどこに行った....？
辺りを探しても居ない....消えた！？
すると、遠くから銃声が聞こえてくると僕の左肩に弾が当たった
『！！？？』
zm｢Aっ！大丈夫か！？｣
衝撃で倒れ左肩を手で押さえながら呻く
痛い痛い痛い痛いっ！！
｢きゃぁっ！！A！！｣
叫び声が聞こえ振り向くと、少女がもう1人の軍兵に捕まっていた
駄目....僕は助けるって....
『(やめろっ.....)』
少女に向かい手を伸ばすが届かずその場で気を失ってしまった
――――――――――――――――――――――
ゾムside
軍兵｢目標を捕獲した。あぁ、今から戻る｣
zm｢おい待てや！｣
そう叫ぶと、軍兵は立ち止まり振り向いた
zm｢逃げる気か？仲間見捨てて....｣
軍兵｢仲間....あぁ、忘れていた｣
軍兵はそう言うと銃を構え捕まえた軍兵2人に向かい引き金を引いた
バンッと鳴り響く銃声は街中に響きわたる
あの軍兵は仲間を殺したのだ
軍兵｢我らの国では、失敗した者を排除する決まりがある。残念だが、こいつらは敵に捕まり計画が失敗した。だから排除する｣
zm｢いくら何でもやり過ぎなんちゃうか....？国乗っ取ったり...お前らの目的は何や｣
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名無しという名のラムネ(プロフ) - ひまりさん» 返事遅くなり申し訳ありません💦ありがとうございます！！励みになりました！更新が遅くなりますが読んでくださってありがとうございます！！ (2021年10月24日 22時) (
レス) id: a27fd59e7c (このIDを非表示/違反報告)
ひまり(プロフ) - めっちゃ展開おもしろいですね！これからも頑張ってください！ (2021年10月7日 3時) (レス) @page11 id: 6ddea9697a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名無しという名のラムネ | 作成日時：2021年8月19日 12時
