36話 ページ42
・流血表現？あるかもです
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部屋の奥から何か物音が聞こえてくる
僕は気になり奥へと進んだ
進むにつれて音は次第に大きくなる
『(何の音....？誰かいる？)』
角の方から蝋燭の光が見えゆっくり角から顔を出し覗く
角から見えたのは、トルコ帽の男....オスマンだった
『(何をしてるんだろ)』
彼は椅子に座り足を組み手を付きながら微笑んでいた
os｢なぁ、まだ吐かないつもりなん？｣
いつも以上に低い声でオスマンは言った
誰かと話している....？
｢......っお前達に話すより....死んだ方がマシだ｣
os｢そうなんや....残念｣
オスマンはスっと立ち上がると、何かの器具を手に取り前に進んだ
そこから壁が邪魔で見えない
『(ん〜...見えな((｢ひぃっ！お前っ、正気か！？｣)))』
os｢何が？俺に話すより死んだ方がマシなんやろ？死ぬ覚悟持ってそう言ったんとちゃうの？｣
｢お、お願いだっ....せめて楽に殺してくれっ｣
os｢楽に...なぁ。じゃあこうしよう！ある程度の情報吐いてくれたら楽に殺してあげるめぅ！｣
相手大分焦ってる....情報吐けとか言ってたしここ....まさか....
｢そ、それは....っ。できないっ｣
os｢......残念｣
その後、男の悲痛な悲鳴が聞こえ静かになった
水音が響き渡り僕の耳に入る
『(ふぅっ...ふぅっ....)』
男の悲鳴を聞いた後、僕の体がおかしくなった
突然息の仕方が変になり頭痛が激しくなる
涙も溢れて止まらない
嫌だ....止めて.....
この言葉が頭の中をよぎる
《さぁ、頑張ろっか》
『(やだ....嫌だっ....)』
体を丸め頭を守るように押さえる
os｢A！？大丈夫！！？？｣
オスマンの声が聞こえる....
僕は少しだけ顔を上げ｢助けて｣と口パクで話した
このままだと壊れそうだ......よ
僕はあれからずっと、記憶を無くしていても"あの男"に囚われ続ける
そして、苦しめられる
そんな運命なのかな.......
嫌だよ助けて
『(誰か......)』
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名無しという名のラムネ(プロフ) - ひまりさん» 返事遅くなり申し訳ありません💦ありがとうございます！！励みになりました！更新が遅くなりますが読んでくださってありがとうございます！！ (2021年10月24日 22時) (
レス) id: a27fd59e7c (このIDを非表示/違反報告)
ひまり(プロフ) - めっちゃ展開おもしろいですね！これからも頑張ってください！ (2021年10月7日 3時) (レス) @page11 id: 6ddea9697a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名無しという名のラムネ | 作成日時：2021年8月19日 12時
