28話 ページ34
イグ・メイニアと聞いた瞬間、国王は息を飲んだ
国王｢そ、その伝言とは何だ.....言ってくれ｣
？｢はい。では、お伝えします｣
固唾を呑み、伝言を聞くことにした
？｢α国国王。この日をもってお前を国王から外す｣
国王｢.....は？｣
国王は一瞬言葉を失った
国王｢じ、じゃあ....私はどうなるんだ？？｣
国王がそう言うと、突然扉が開きぞろぞろと兵が部屋の中に入って来た
その兵の中から1人だけ違う服装の男が国王の前に立つ
？｢処刑。死ぬんだよお前は｣
男は国王の頭に銃を当てる
国王｢お前はっ.....！｣
そう言った瞬間、銃声の音が部屋に鳴り響きそれと共に国王はその場に倒れてしまった
？｢これでこの国はルフィア帝国の1部となる。お前達も手伝ってもらうぞ｣
《はいっ！！》
兵士達は男に向かい敬礼をし声を上げた
？｢ただの道具として使っていたのに....ここまでよく頑張ってくれたよお前は。まぁ、どの道死ぬ運命だったんだけどね｣
銃を拭きその場から立ち去った
――――――――――――――――――――――
Aside
ちゅんちゅんと小鳥が鳴く
『(もう朝？........眠い....)』
大きな欠伸をし布団を顔が隠れるまで被った
そして、目を閉じようとしたその時
？｢邪魔するでー｣
ガチャッと扉の開く音と共に人の声が聞こえた
？｢あれ？まだ起きてへんの...？｣
声が近くなる
そいつは、寝ている僕の体を揺らしたり軽く叩いたりと、やたらに僕を起こそうとしてくる
？｢起きろって！｣
『！？』
バサッと布団を捲り上げられ目が覚める
？｢もう起きる時間やってこと分かってんのかお前は｣
目を擦りながら声のするほうを見ると、何か見覚えのある男だった
誰だったか思い出すためにその男をずっと見つめる
？｢何や。眠くてまだボーッとしとんのか｣
見られるのが少し嫌だったのか、顔を逸らされた
『(あ、思い出した)』
α国の軍人だった時、コネシマと一緒にいたニット帽の男....
やっと思い出し、ポンッと手を叩いた
？｢何言ってんのか分からへんけど、はよ支度しろよ。遅れんで｣
それはわかるんだけど.....
『(何でシャベル持ってんの)』
そう男が肩に担いでるシャベルを指さす
？｢これか？あー、訓練の時使うんや。もうそんなんええからはよ支度しろって！怒られんの俺やからな！？｣
『(ご、ごめん....)』
怒られた.....
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名無しという名のラムネ(プロフ) - ひまりさん» 返事遅くなり申し訳ありません💦ありがとうございます！！励みになりました！更新が遅くなりますが読んでくださってありがとうございます！！ (2021年10月24日 22時) (
レス) id: a27fd59e7c (このIDを非表示/違反報告)
ひまり(プロフ) - めっちゃ展開おもしろいですね！これからも頑張ってください！ (2021年10月7日 3時) (レス) @page11 id: 6ddea9697a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名無しという名のラムネ | 作成日時：2021年8月19日 12時
