27話 ページ33
そうか....そうだったな
僕はここの幹部3人を救出したらここを出る約束をしていたな
『......』
gr｢どうした？早くここから解放されたいんじゃなかったのか？自分でそう言っただろ｣
解放されたとして、今の僕には帰る場所なんか無い
親も殺され、信頼していた国王も殺され.....あのクソな国王の元に戻るなんて嫌だ
『(....戻りたくない)』
gr｢......｣
ギュッと布団を握りしめる
『(僕には....帰る場所なんてっ....)』
gr｢.....お前の親から手紙を貰った｣
グルッペンはそう言い手紙を取り出し、僕に渡した
手紙を開くと、慌てて書いたのか文字は少し汚かった
ゆっくりと手紙の内容を目で読んでいく
【総統、グルッペン･フューラー様へ
あの施設からAを連れ出した事がバレてしまいました。
私達はもう処刑される....
処刑されたらAは1人....
国王の座も、アイツらの計画で......
お願いします。Aを1人にしないであげてください
α国にいると、いつかあのルフィア国の人達元に連れて行かれる....。
私達の代わりにAをよろしく頼みます】
これ.....
gr｢俺達はこれを読んでα国に向かったんだ｣
『(そうだったら言ってくれれば理解できたのに)』
gr｢言っても信じないだろ？｣
グルッペンはそう笑いAの肩をポンッと軽く叩く
gr｢大丈夫だ。俺達がAを守ってやる｣
『......(ふっw)』
クスクスと鼻で笑う
『(本当面白いな。分かったよ....僕はここにいるよ)』
笑顔をグルッペンに見せる
それから、体調も良くなり医務室から出た後
総統グルッペン･フューラーに忠誠を誓い、正式にこの国の幹部の一員となった
――――――――――――――――――――
ＮＯside
国王｢くそっ....我々国の幹部の奴らめ.....次会ったら殺してやるっ！｣
ドンッと隣にあった机を思いっきり叩く
すると、コンコンと4回ほど扉をノックする音が聞こえた後｢失礼します｣と扉の奥から人の声が聞こえた
国王｢来ないでくれ。私は今腹が立っている｣
？｢それは出来ません。どうしても国王様にお伝えしなければならない事があるので....｣
国王｢はぁ....そこで言え。中には入るな｣
？｢.....分かりました。では、お伝えする内容をここでお話致します｣
扉の奥から再び声が聞こえてきた
？｢ルフィア帝国、イグ・メイニア様から国王様に伝言があります｣
国王｢....何？｣
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名無しという名のラムネ(プロフ) - ひまりさん» 返事遅くなり申し訳ありません💦ありがとうございます！！励みになりました！更新が遅くなりますが読んでくださってありがとうございます！！ (2021年10月24日 22時) (
レス) id: a27fd59e7c (このIDを非表示/違反報告)
ひまり(プロフ) - めっちゃ展開おもしろいですね！これからも頑張ってください！ (2021年10月7日 3時) (レス) @page11 id: 6ddea9697a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名無しという名のラムネ | 作成日時：2021年8月19日 12時
