25話 ページ30
コネシマside
kn｢チーノ！｣
Aから貰った鍵を使い、チーノの手錠を外す
ci｢ありがとうコネシマさん！助かったわぁ｣
kn｢礼は戻ってからでええ。先に俺らでここから出ることや｣
ci｢そうやな....｣
次は大先生解放してAを......
国王｢静まれ！我々国幹部共！！｣
ci｢！？｣
kn｢なっ....！？｣
国王の方を見ると、Aが国王に捕まっていた
国王｢探していたAを手に入れた。これでお前らには用は無い！！｣
剣の刃をAの首に向けながら国王は叫んだ
Aは先程より苦しそうで、息が荒かった
咳が止まらなく酸欠を起こしているんだと思う
『.....っ』
――――――――――――――――――――
Aside
息が苦しい....頭がクラクラする....
国王｢折角国王の座を奪ったというのに....お前らに邪魔されてたまるか！！私は...私は指示された事を全てやり遂げこの国の王を殺し、座を奪った！私こそが、この国の王なのだ！！｣
嘘だろ.....前の国王をお前がっ....殺した？？
じゃあ、コネシマがあの時話したお偉いさんを殺したって言うのは....嘘？
kn｢人殺しが国王やって？相当頭狂ってんやなお前｣
国王｢ええい黙れ！！国王になる為には仕方の無いことだ！｣
？｢噂だと、ここから隣国のルフィア帝国と同盟を結んでるみたいですね｣
？｢そのルフィア帝国との情報は俺らが貰ったけどね｣
国王｢何っ！？｣
丸眼鏡の男はポケットから細長い小型の機械を取り出した
？｢潜伏してる時に貰っちゃいましたよ？｣
？｢警備システムガバガバでしたね。余裕でしたわw｣
国王は怒っているようで、キリキリと僕の腕を強く握る
痛い痛い....このっ...！
『(触ん....なっ！！)』
片方の腕で国王の顎を下から殴った
その反動で、刃が頬に当たりそのまま横にスライドしてしまった
『(いっ...)』
国王の手が腕から離れた瞬間、僕は走りだしコネシマの方へ戻った
kn｢Aっ！！｣
国王｢このクソガキがっ！大人しくしていればいいものの...このままでは、国王じゃ無くなるではないか！！折角裏切り者のお前の両親を殺したのにっ！！｣
『(.....えっ)』
こいつが母さんと父さんを殺したのか.....
kn｢....A？どないしたんや？｣
『〜っ！！』
許せない....
僕は倒れている兵の剣を奪い国王の元へ向かった
？｢あかん、A！｣
死んで償え
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名無しという名のラムネ(プロフ) - ひまりさん» 返事遅くなり申し訳ありません💦ありがとうございます！！励みになりました！更新が遅くなりますが読んでくださってありがとうございます！！ (2021年10月24日 22時) (
レス) id: a27fd59e7c (このIDを非表示/違反報告)
ひまり(プロフ) - めっちゃ展開おもしろいですね！これからも頑張ってください！ (2021年10月7日 3時) (レス) @page11 id: 6ddea9697a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名無しという名のラムネ | 作成日時：2021年8月19日 12時
