23話 ページ28
ut｢話さんに決まっとるやろ？何度やっても無駄や｣
鬱の言葉に国王の表情が変わった
国王｢そうか....なら別の方法を試そう｣
国王はそう言うと部下に合図を送った。しばらくすると、丸眼鏡をかけた男と、ヘルメットを被った男が鎖に繋がれ引っ張られながら地下牢の前に来た
ut｢お前ら...｣
？｢あ、大先生こんな所にいたんすね｣
？｢無事で良かったぁ｣
2人の体はボロボロだった
部下はヘルメットを被った男の手を後ろに固定させ鎖で床に繋いだ
そして、腰に下げていた剣を抜き男の首に刃を向ける
ut｢な、何する気や｣
国王｢何、情報を吐く奴が1人減ったってまだ2人居るだろ？
次、私の質問に答えなければコイツの首を刎ねるぞ？｣
？｢卑怯やぞ！！｣
丸眼鏡の男はそう叫ぶが、国王は聞く耳も持たなかった
ut｢新しい国王様は物騒な事するなぁ...誰の指示や？Aなんか探して｣
国王｢それは秘密だ。何があっても言えん...さぁ、早く吐け！でないとコイツの命は無いぞ！｣
国王は鬱に向かい怒鳴りつけた
ut｢...｣
？｢ショッピぃ...｣
？｢.....っ｣
鬱が口を開こうとしたその時
kn｢ショッピ！！｣
国王｢何っ！？｣
この国の兵の衣類を身につけたコネシマとAが扉をこじ開け中に入ってきた
ut｢シッマ...Aっ｣
？｢遅いっすよ...｣
kn｢遅なってすまん。助けに来たで｣
――――――――――――――――――――
Aside
地下牢に突入する前.....
『(歩きづらい...)』
結局、コネシマと交換して少しマシなサイズを着ることが出来た
けど、サイズがピッタリでは無く違和感がある
服の袖を引っ張り脱ごうとすると、コネシマに止められた
kn｢脱ぐな脱ぐな。俺らがバレてないのはこの服のおかげなんやぞ？｣
『(って言いながらバレてるんじゃない？)』
kn｢よし、このまま地下室に突入すんで！｣
『(人の話を聞けよ....まぁ、聞こえないだろうけど)』
コネシマはニッと歯を見せ笑うと、頑丈そうな地下室の扉を回し蹴りで壊した
そして、仲間の名前だろうか何かを叫び国王を殴り飛ばした
kn｢遅なってすまん。助けに来たで｣
牢の中にいたのは、あの時僕の部屋に勝手に入り込み匿ってくれと喚いていたあの男だった
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名無しという名のラムネ(プロフ) - ひまりさん» 返事遅くなり申し訳ありません💦ありがとうございます！！励みになりました！更新が遅くなりますが読んでくださってありがとうございます！！ (2021年10月24日 22時) (
レス) id: a27fd59e7c (このIDを非表示/違反報告)
ひまり(プロフ) - めっちゃ展開おもしろいですね！これからも頑張ってください！ (2021年10月7日 3時) (レス) @page11 id: 6ddea9697a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名無しという名のラムネ | 作成日時：2021年8月19日 12時
