22話 ページ27
α国の街に入るが、日が昇ったばかりなので人はあまりいなかった
kn｢顔ちゃんと隠せや｣
先輩はそう言うと、僕のフードを引っ張った
『(っ！？何すんだよ！)』
すると、ゴーンゴーンと城の方から鐘が街中に鳴り響く
kn｢まずいな...行くで！｣
『(ちょ.....はぁ)』
ため息をつきながら先輩の後を追うと、門の前に着いた
門の前には門番が2人ほどいた
kn｢武器は槍と剣か...槍相手にすんの苦手なんよな俺...｣
『(じゃあ僕が行くよ)』
僕は門番のいる所へ向かうと、番人は僕に気づき槍を向けてきた
｢誰だ。お前は｣
｢ここに何しに来た？｣
目を瞑り深呼吸をする...これが僕の戦闘状態に切替えるスイッチだ
｢おい聞いてるのか....っ！？｣
まず、両槍を掴み勢いよく引っ張る
バランスを崩し倒れるはずだ
番人はバランスを崩し前に倒れてきた
｢くっ....おのれ...｣
よろよろと立ち上がり腰の剣を抜く
剣を相手にする場合は...剣を避けつつ手首を狙い蹴りを入れる
そうすると、反動で剣が手から滑り落ち武器が無くなる
もう1人は、槍を使って....
Aは槍を拾い刃を番人の顔に向けた
『(これで終わり...大人しくしなよ)』
番人は膝をついた
kn｢凄いやんけA！やっぱりお前強いやん！｣
『(声が大きいっ...バレたらマズイだろ)』
人差し指を立て静かにしろと先輩に注意した
kn｢さて、こいつらの服奪って変装すんで｣
『(サイズ合うのかなぁ...)』
着替えると、やっぱりサイズは合わずブカブカだった
絶対バレるって...
――――――――――――――――――――
？｢....｣
国王｢どうだね？情報は吐いたか？｣
｢はっ！陛下！残念ながら....我々国の幹部3人は全く情報を吐かず...色々試したのですが...｣
｢申し訳ありません｣と、部下は国王に向かい頭を下げた
国王｢では、私が行こう｣
｢ちょ、陛下っ！？｣
国王｢お前は下がっておれ！！｣
｢は、はい...｣
国王は頑丈そうな地下室の扉を開け中に入った
国王｢やぁ、我々国幹部の鬱くん....どうだね地下牢の居心地は｣
地下牢中には、片目が髪で隠れたスーツ姿眼鏡をかけた男が居た
ut｢居心地悪いに決まっとるやろ。はよ解放されたいですわぁ｣
国王｢残念ながら全て吐くまでここから出す訳にはいかないなぁ。さぁ、もう一度聞こうか....
Aは今何処にいる｣
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名無しという名のラムネ(プロフ) - ひまりさん» 返事遅くなり申し訳ありません💦ありがとうございます！！励みになりました！更新が遅くなりますが読んでくださってありがとうございます！！ (2021年10月24日 22時) (
レス) id: a27fd59e7c (このIDを非表示/違反報告)
ひまり(プロフ) - めっちゃ展開おもしろいですね！これからも頑張ってください！ (2021年10月7日 3時) (レス) @page11 id: 6ddea9697a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名無しという名のラムネ | 作成日時：2021年8月19日 12時
