20話 ページ25
gr｢A。少しいいか？｣
グルッペンに呼び出され総統室に入る
『(今度は何？総統サマ)』
gr｢すまないが、明日コネシマと一緒に俺の幹部3人を救出しに行って欲しい｣
救出？てか、先輩と！？
『(どこにですか...？)』
そう言うとグルッペンは真剣な顔をし僕に言った
gr｢α国。お前の母国だ｣
『(α国！！？でも、α国の人達はみんな優しいし...そんな人を拉致するとは思えない)』
グルッペンはポケットから何かの機械を取り出しボタンを押した
すると、機械からツーツーと何やら音がなり始めた
gr｢A。これが何かわかるか？｣
『(....モールス信号？)』
gr｢正解だ。これは昨日、α国を調査するため潜伏した俺の幹部3人の中の1人がこれを送った。それ以降連絡は来なくなった。A、信号を読んでみろ｣
んだよ人をこき使いやがって...
僕は機械から鳴るモールス信号を読んだ
『(α国は何か隠していることが分かった....探っていると、α国の幹部に気づかれた。俺達の情報が、漏らされる前に、早く助けに来て欲しい。.......)』
gr｢....という事だ｣
『(で、でも....だからと言って僕は母国を攻撃したりなんかしない！幹部がどうなろうと僕には関係.......っ！？)』
関係ない....そう言おうとした途端、グルッペンから...いや、隣にいたオスマンから殺気を感じた
gr｢お前も幹部の一員だ。そうだろ？｣
『.....っ』
でも、母国に行ってみんなを傷つけるのは....僕には無理だ
gr｢助けに行くだけだ。誰も殺しなど頼んでは無いぞ？何故そんなに難しい顔をするんだ？｣
『(〜っ助けに行くだけだからな！？助け出し帰ってきたら僕をここから解放してくれる？取り引きだ)』
僕はグルッペンに向かって手を出した
gr｢取り引きか....フン...いいだろう。考えてやる｣
グルッペンは僕の手を握った
これで契約は成立だ
gr｢では明日、コネシマと一緒に行ってきてくれ｣
『(了解)』
そう一言言い部屋から出て行った
明日いよいよ母国に向かうのか...母さん達と過ごした国....でも、街はちゃんと見てなかったからあまり覚えてないな
明日に備えて今日はゆっくり体を休めよう
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名無しという名のラムネ(プロフ) - ひまりさん» 返事遅くなり申し訳ありません💦ありがとうございます！！励みになりました！更新が遅くなりますが読んでくださってありがとうございます！！ (2021年10月24日 22時) (
レス) id: a27fd59e7c (このIDを非表示/違反報告)
ひまり(プロフ) - めっちゃ展開おもしろいですね！これからも頑張ってください！ (2021年10月7日 3時) (レス) @page11 id: 6ddea9697a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名無しという名のラムネ | 作成日時：2021年8月19日 12時
