18話 ページ23
えっ...それって、僕のことでは？
ci｢ほんま.....誰やろなぁ｣
眼鏡越しに睨んでくるのが分かる
チーノが言っている声が出ない新人は僕だ
『(ん...あれっ？)』
急な眠気に襲われ床に膝を着く
ci｢まさかここで出会うとは思いませんでしたよw収穫が早く終わって助かりましたわ｣
『(何で....眠気が....？)』
チーノに訳を聞くと、チーノは笑みを浮かべ言った
ci｢まだ気づかないんですかwあのチョコ食べたのに？w｣
まさかと思った時にはもう遅かった
重い瞼を閉じ床に倒れてしまった
僕はここにいるヤツらは良い奴と思い込んでいたが、やっぱり違うのかもな...油断をしてしまった
『(っ.....)』
明るい証明で目が覚める
僕は今、何故かベッドにいた
『(どういう事だ？確か、チーノという男に....駄目だ、記憶が無い)』
ゆっくり体を起こし前髪を少し上にあげる
『(頭痛い....何で僕はここにいるんだ？)』
すると、カーテンが開き見覚えのある男が来た
sn｢起きた？大丈夫？｣
僕が前、頭を打った時手当てしてくれた奴....しんぺい神という奴か
sn｢無理矢理ごめんね？言っても来ないと思ったからさ...｣
まぁ、そうだけど.....だからといってやり過ぎじゃない？
『(んで？何をするのか教えて)』
sn｢声が出ないんでしょ？何で出ないのか知りたいからちょっと調べさせて｣
『(嫌)』
そう言いながら近づくしんぺい神
何で調べるんだよ....
sn｢いいからほら｣
『(......すぐ終わるんだな？)』
sn｢すぐ終わるすぐ終わる｣
うんうんとしんぺい神は頷く
『(すぐ終わるなら....いいよ)』
どうせ言っても聞かないと思うし....
sn｢ありがとう。ちょっと首触るよ？｣
『(ん....)』
細くて冷たい手が首に当たる
sn｢この状態で1回声出そうとしてみて｣
『(う、うん....)』
しんぺい神の言われた通り声を出そうとする.....
『〜.....っ！』
気持ち悪さで噎せ苦しくなる
sn｢大丈夫！？｣
今日は何かおかしい....咳が止まらないっ....苦しい
息があまり出来ず苦しんでいる僕の背中を、しんぺい神はは優しく擦る
sn｢落ち着いて深呼吸しよう。大丈夫｣
しんぺい神にそう言われゆっくり呼吸を整える
sn｢そう、上手｣
しばらくすると、呼吸が落ち着きいつも通りになった
sn｢落ち着いたね。無理させてごめん...水持ってくるから待ってて｣
しんぺい神はそう言い行ってしまった
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名無しという名のラムネ(プロフ) - ひまりさん» 返事遅くなり申し訳ありません💦ありがとうございます！！励みになりました！更新が遅くなりますが読んでくださってありがとうございます！！ (2021年10月24日 22時) (
レス) id: a27fd59e7c (このIDを非表示/違反報告)
ひまり(プロフ) - めっちゃ展開おもしろいですね！これからも頑張ってください！ (2021年10月7日 3時) (レス) @page11 id: 6ddea9697a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名無しという名のラムネ | 作成日時：2021年8月19日 12時
