日常の中の非日常

21話 ページ21

ーYour Sideー



膵臓の病気。、
自覚症状があるなら、もう、。




京「Aさん？どうしたんですか？大丈夫ですか？」






「あ、すみません。大丈夫です。」







あれ？女の子も薬飲んでる。



この子ももしかして何かの病気？




京「肩の力を抜いて見てください。フィクションなので。」






そっか。そうだよね。
診察してるような気持ちになっちゃったけど、ドラマだもんね。






「はい。」





ーーーー

ーKyomoto Sideー




自分のドラマを誰かと見るのってなんか照れくさいな。





「あの、2話はもう放送済みなんですか？」






ん？






京「あ、はい。もう最終回まで放送終わってます。」






興味を持ってくれている？





「あの。、ご迷惑でなければ、続きが見たいです。」







え？


気に入ってくれたってこと？






「ご迷惑ですよね、？すみません。そろそろ帰りますね。」







やばい。
見たいと言ってくれたことにびっくりしていたら、勘違いさせちゃった。






京「嬉しいです。見ましょう。2話つけますね。」






ーーーーー


なんだか、しんどそう？





京「Aさん？大丈夫ですか？」






「すみません。」





よく見ると泣いてる？

萬木が千田原さんに病気を打ち明けるシーン。
辛いシーンだけど、泣くほどではないはずなんだけど。





「医師は神様じゃないし、医療は魔法じゃないんですよね。、だから、患者さんにこんな辛そうな顔を。」





すごく優しい人なんだな。

こんなに、患者さんのことを想えるなんて。






京「Aさんの患者さんは幸せですね。」






「え？」





目が赤くなってる。
ちょっとうさぎみたいで可愛い。





「だといいんですけど。、このドラマ素敵ですね。、一花ちゃんも萬木先生も幸せになってほしいです。」





よかった。
感覚、結構近いのかも。


さっきから笑うシーンも同じだし。






京「どうしますか？10話まであるんですけど、。明日お休みなら、明日見に来ますか？」







「え、いいんですか？じゃあ、そうしたいです。あの、そのフォルダは音楽番組ですか？」







興味を持ってくれている？

悔しいけど、SixTONES楽曲にはあんまり興味がないのかと思ってた。
YouTubeで調べた感じもなかったし。






京「はい。このフォルダは音楽番組系ですね。良かったらみます？」








「いいんですか？じゃあ、見たいです。」

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