Episode 2-8 ページ26
戦闘とは無縁の世界で生きていた私でも分かる。これは、やばい、と。
すぐ後ろに迫っていた脅威に、心臓を鷲掴みにされたかのような恐怖を感じ、思わず目を閉じた。
だが、逃げはしない。大丈夫だと信じているから。
ガキンッという音が鼓膜を支配する。
「___不意打ちとは、卑怯やな。嫉妬。」
「敵を欺いてなんぼや。」
ロボロの打撃を剣で受け止めたトントン。
昨日の魔獣戦とは、比べ物にならない迫力だ。思わず気圧されそうになる。
「俺から離れんといてな、ご主人！」
ロボロの攻撃を剣で受け止め、打払いながら、トントンは私にそう声をかけた。
言われなくても、離れないというか離れられないぜ！
トントンの背を追いながら、なるべく彼の足を引っ張らないようにと頭と足を動かす。
トントンは、背に回る私に気を配り、ロボロに火の剣を振り放った。
しかし、
「クソッ……！」
その攻撃はロボロに当たらない___いや、ロボロは特に避けも払いもしていない。
棒たちのロボロに放たれた剣は、彼の前で空振りに終わった。
「どこ狙ってん。」
冷たい声音と共に、爆発的な威力の蹴りが豚頭を狙う。
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なと(プロフ) - 運命/パロありがとうございます…！イケメン好き主人公とっても好きです！設定への落とし込み方楽しみにしつつ次作読みます！ (12月3日 22時) (
レス) @page48 id: 325b0ea001 (このIDを非表示/違反報告)
ランス(プロフ) - ピット☆さん» 素敵だなんてっっ！嬉しすぎます！コメント、ありがとうございました〜！！m(_ _)m♡ (2022年2月10日 20時) (レス) id: e1502b08a4 (このIDを非表示/違反報告)
ピット☆(プロフ) - とても素敵な作品なのでこれからも頑張ってください！更新お待ちしてます！ (2022年1月29日 13時) (レス) @page48 id: 9c7661f737 (このIDを非表示/違反報告)
ランス(プロフ) - runvaさん» うわ〜〜〜！！！嬉しすぎます……！！！表現は特に試行錯誤したのでそう言ってもらえて良かったです♪励みになります！コメントありがとうございました〜！！！ (2022年1月2日 16時) (レス) id: e1502b08a4 (このIDを非表示/違反報告)
runva - 戦闘時の表現、設定の細かさ、内容の濃さ、どれを取っても良いものしかありませんねぇ！更新頑張ってください！続きが出るまでループしてます！ (2022年1月2日 0時) (レス) @page48 id: 409c60bc95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ランス | 作成日時：2021年10月12日 15時
