君に恋して。【ヒプノシスマイク】

片思いしている夢主が敵ディビジョンの相手に告白されて悩んでいたら。（月華姫様リクエスト）【MAD TRIGGER CREW】 ページ4

・友人設定です。()の中は告白された相手。


〜碧棺左馬刻の場合(山田一郎)〜

「おい、A。」
『なに？』
突然呼び止められて振り向くと、そこには左馬刻がいた。
「最近悩んでるらしいじゃねぇか。俺に話してみろ。」
いつもより優しい左馬刻に、この間の出来事を打ち明けることにした。
『実は、この間一郎くんに告白されて...。』
「あのクソダボにだと？」
一郎くんの名前を出した途端、雰囲気が変わって。
『どう返事をしたらいいのかわからなくて。』
恐る恐る続けると、ぐしゃりと頭を撫でられて。
「俺の方がお前を幸せに出来る。」
『え？』
「お前が好きだって言ってんだよ。」
...私の答えは。


〜入間銃兎の場合(山田二郎)〜

「Aさん、最近溜息が多いですね。何かあったんですか？」
彼になら相談してもいいかと思い、事情を打ち明ける。
『実は、二郎くんに告白されて...。』
「ほう。それはまた、貴女も大変ですね。」
『それで、どう返事をしようか悩んでいまして。』
「そうですね...。」
親身になって一緒に考えてくれる彼。
しかし、彼が考えているのはどうしたら貴女が断ってくれるかについて。
「彼はまだ高校生ですし、早いんじゃないでしょうか。」
『やっぱりそうですよね。断ってきます。』
謎の説得力がある彼の言葉に、納得した貴女。
「ええ。それが良いと思います。」
優しく同意してくれて。
貴女が断りに行った時、彼はとても機嫌が良かったとか。


〜毒島メイソン理鶯の場合(山田三郎)〜

「何か悩んでいるようだな。小官で良ければ話を聞こう。」
隣に座って、優しく話しかけてくれる彼に打ち明けた。
『実は、三郎くんに告白されて。どう返事をしたらいいのかわからないんです。』
「...そうか。それは悩むな。」
真剣に考えてくれて。
「しかし、あの年頃の子供は憧れを恋愛感情として捉えることが多いからな...。」
『...理鶯さん、多分それです。』
「？」
『理鶯さんの言う通り、三郎くんは年上に憧れていて、それを恋愛感情として捉えてしまったんですよ。』
彼の言葉で、何故告白されたのか合点がいった貴女。
『相談して良かったです。』
そう言うと、花が綻ぶような笑みを浮かべて。
「力になれたのなら、良かった。」
内心、凄くほっとしていたようです。

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