君に恋して。【ヒプノシスマイク】

雨の日、傘を忘れて雨宿りをしていたら。【Fling Posse・麻天狼】 ページ2

〜飴村乱数の場合〜

「あっれ〜、Aちゃん？」
シブヤの街で雨宿りをしていた貴女を見つけた彼。
「もしかして、雨宿り？」
『そうなの。うっかり傘を忘れちゃって。』
えへへ、と笑うとカラフルで可愛い傘を渡されて。
「可愛いなって思ってお揃いで買ってみたんだ。丁度良かったね♪」
彼とお揃いの傘はお気に入りになりました。


〜夢野幻太郎の場合〜

「はて。この女性がAに見えるのはきっと勘違いですね。」
『幻太郎さん、絶対私だってわかってますよね。』
雨宿りをしていた貴女をからかう彼。思わずツッコミを入れると、
「勿論嘘ですよ。小生がAを見間違える訳がありません。」
『えっ。それも嘘ですよね？』
「嘘ではありませんよ。さあ、帰りましょうか。」
高鳴る心臓の音は、降り続く雨の音に掻き消されてしまった。


〜有栖川帝統の場合〜

「A？こんなとこで何してんだ？」
雨宿り先で偶然出会った彼。そこはどうやら賭場の近くだったようで。
『雨宿りしてた。』
そう言うと、
「じゃあ、喫茶店に行こうぜ。大勝ちしたから奢ってやる。」
雨宿り先を変更することに。
今日の大勝ちの経緯を聞いている間に、雨は止んでいました。


〜神宮寺寂雷の場合〜

「おや、Aさんじゃないか。こんな所でどうしたんだい？」
雨空を見つめていると、偶然通りかかった彼に声をかけられた。
『雨宿りをしているんです。』
「そうか。じゃあ、私も雨宿りしようかな。」
そう、ふわりと微笑んでくれて。
「あ。見てごらん。」
彼に言われて見上げた先には、綺麗な虹が架かっていました。


〜伊弉冉一二三の場合〜

「あれ〜、Aじゃん！」
人懐っこい笑顔を浮かべて駆け寄ってくれる彼。
「もしかして、雨宿りとか？」
『一二三、よくわかったね。』
こちらも負けじと笑顔で返した。
「じゃあ、俺っちと一緒に帰ろ！」
相合傘をしながら帰る道は、いつもより輝いて見えました。


〜観音坂独歩の場合〜

「A？...いや、こんな所に居るわけ無いか。きっと疲れすぎて幻覚が見えているんだ...。」
貴女を見つけるなり、幻覚だと思ってしまう彼。
『独歩、幻覚じゃないよ。』
微笑みながらそう言えば、「本物！？」と驚いた声が返ってきた。
「こんな場所にいたら、風邪を引くかもしれないだろ。」
本物だと理解すると、温かいココアを渡してくれて。
優しい甘さが胸いっぱいに広がりました。

片思いしている夢主が敵ディビジョンの相手に告白されて悩んでいたら。（月華姫様リクエスト）【Buster Bros!!!】→←雨の日、傘を忘れて雨宿りをしていたら。【Buster Bros!!!・MAD TRIGGER CREW】

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