検索窓
今日:13 hit、昨日:116 hit、合計:99,283 hit

61 ページ13

桃side


黄「隠し事聞いてきたってことは、KIRAにもバレてるんですよね?」

「え?」

黄「結婚してること、子供がいることがバレたからKIRAは俺に会いに来なくなったんかなって」

「子供がいることはまだバレてないと思いますけど…」

黄「でも奥さんはバレてるんや笑」

「あ…!」


うわっ、つい声に出てもうた!


でもJUNさん笑ってるし大丈夫かな…?


黄「あの、KIRAに伝えてもらえませんか?いつでもいいから来てほしいって。毎日、いつもの時間に待ってるって」


真剣な眼差しでお願いされたこと


そのお願いを受けてあげたい気持ちはあるけれど


「それは出来ません」

黄「そっか。そうやんな笑 友達を裏切った最低な奴に…笑」

「そういうことやないです」

黄「え…?」

「自分からKIRAと約束して話し合ってください」

黄「いや、そんなこと言われても…連絡する手段もないし…」


そう言うJUNさんにポケットに忍ばせていた紙を取り出して


その紙をそっとJUNさんの手のひらに乗せ


「これ、どうぞ」

黄「っ…!これ…」

「本人には言ってへんので出るかわかんないですけど。俺が協力するのはここまでの方がええと思って」

黄「ありがとう!ほんまにありがとうございます!」

「ふふっ、それは上手くいってから言ってくださいよ笑」

黄「あ、そうですよね笑 まだどっちに転ぶか…」


JUNさんが見つめてる小さな紙


そこには俺が事前にメモしておいたしげの電話番号が


ごめんな、しげ。勝手なことして


でも、ほんまに上手くいってほしいねん


あんなに乙女なしげ、初めて見たからさ


「ほな、俺はもう戻りますね!」

黄「あ、ごめんなさい。せっかくのお2人の時間を…」

「へ…」

黄「俺も、BBさんのこと応援させてください!」

「お、応援って!!」

黄「ふふっ、バレバレですよ笑」

62→←60



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (159 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
443人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

まかろん(プロフ) - こみみさん» コメントありがとうございます!もうすぐ完結しますので、楽しんで頂けたらと思います! (2022年2月17日 11時) (レス) id: db0491fff6 (このIDを非表示/違反報告)
こみみ(プロフ) - まかろん様の作品どれも大好きです…!この作品特に好きで楽しく拝見させて頂いております!これからも楽しみにしてます(^^♪ (2022年2月15日 0時) (レス) @page36 id: a380386f35 (このIDを非表示/違反報告)
まかろん(プロフ) - りりぱんださん» コメントありがとうございます!まだ苦しいお話は続きそうですが、更新楽しみにしてもらえると嬉しいです! (2022年2月13日 22時) (レス) @page30 id: db0491fff6 (このIDを非表示/違反報告)
りりぱんだ(プロフ) - あああぁ、胸が苦しいです張り裂けそうです。ドキドキをありがとうございます!日々の楽しみです。更新お待ちしてます(⸝⸝o̴̶̷᷄ o̴̶̷̥᷅⸝⸝)꙳★*゚ (2022年2月13日 0時) (レス) @page26 id: e017cd0bab (このIDを非表示/違反報告)
まかろん(プロフ) - oto3さん» コメントありがとうございます!少しずつ完結が近づいてるので、楽しみにしてもらえると嬉しいです! (2022年2月11日 16時) (レス) @page17 id: db0491fff6 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:まかろん | 作成日時:2022年2月3日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。