うぜぇ。 ページ28
麗「・・・。」
「あの・・・っ。」
先ほどの優しそうな女性に声をかけてる不良共。
「お姉さんこれから遊ぼうよ。」
「無理です・・・!」
泣きそう。あいつら。
バシャ
「キャ・・・!」
あいつら今度酒かけたろ。下着透けちゃってる自分が着てたパーカーを脱ぐ。
麗「てめぇらいい加減にしろよ。」
キレました。
「あ?」
麗「これ。着てください。」
「え・・・。」
麗「風邪ひきます。」
「ありがとう・・・。」
麗「さぁ。最高のディナーにしようか。」
近場にいた男を一人蹴り飛ばす。
「てめぇ・・・!」
「ふざけんな!」
麗「あ?それはこっちのセリフ。ざっけんじゃねぇよ。水かけてまで女の下着みてーのかよ。」
喋りながら倒していく。
麗「お前らクズは一回逝っとけ。」
ブチ切れてたから紅蘭のルールとか考えてなかった。
「なにもんだよ・・・」
麗「は?てめぇら女だからってなめてんなよ。お前らより強い奴等私の族にいくらでもいんだよ。私は紅蘭二代目総長松宮麗香。私を怒らせた事後悔しろよ。」
頭をもう一度沈めようとする。
「紅蘭・・・!?」
麗「・・・」
ガンッ
麗「・・・大丈夫?」
「あ・・・ありがとうっ」
かすかに震えている肩。わざわざ助けてくれた事を思いだす。
麗「良かった。パーカー着てかえんなよ。」
「え・・・?」
麗「女がそんな格好で帰せない。」
「ありがとう。」
「麗香ちゃん!何だ!?」
麗「やべえ。」
柚「は・・・?なんだこれ。」
麗「・・・やっちまった。」
「麗香ちゃんが・・・?」
麗「・・・すいません。」
「嘘だろう・・・。」
麗「私紅蘭二代目総長です・・・。」
柚「は・・・?ってか!シャツ透けてるし!これ着ろ。」
麗「あ?やめろ。」
パーカーを着せられる。
柚「女だろ!」
何故か胸がはねた。
麗「あー。うん。そうだけどさ。私男と寝たことあるし。」
柚「それ俺の前で言うなよ。」
麗「知るか。」
タトゥーが透けてたのに。誰も。何も言ってこなかった。紅い薔薇が。鎖の様に私を縛り付ける。消えない傷跡。
(ようやく麗香の過去が明らかに・・・?)
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愛菜(プロフ) - アヤさん» ありがとうございます! (2018年5月10日 18時) (レス) id: befb025763 (このIDを非表示/違反報告)
アヤ - 面白いです!神です! (2018年5月10日 14時) (レス) id: cbd434aeed (このIDを非表示/違反報告)
愛菜(プロフ) - るなさん» ありがとうございます! (2018年5月3日 22時) (レス) id: befb025763 (このIDを非表示/違反報告)
るな - 早く 続編見たいです。これからも、頑張ってください (2018年5月3日 22時) (レス) id: 5100fc09f2 (このIDを非表示/違反報告)
愛菜(プロフ) - 文さん» お久しぶりですね!更新がんばります! (2018年4月15日 18時) (レス) id: befb025763 (このIDを非表示/違反報告)
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