kzと成城学園 (ページ12)

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違う。ページ12

Kz～

朔「何で環奈の声を遮ったんだよ！」

その言葉にふっと優しく笑ってから。

彩「私が汚れなく生きてきた訳ないでしょう？」

朔「は・・・？」

彩「族のトップが汚れもなく生きれる訳がない。さすがに人を殺めたことはないけれど。みんなはまだ何も知らないよ。私は環奈と同じ道をたどった様なものなんだよ。白なんてない。」

まだ・・・誰も知らない。

黒「アーヤが。紅蘭に入る前のこと・・・か。」

彩「麗香の過去を誰も知らない様に。」

麗「お前今日おかしいだろ。」

彩「どこが？」

麗「全てが。」

彩「・・・麗香。環奈と朔から目を離さないで。何がおきるかわからない。加賀見雫は普通の子じゃっ！「やっぱり避けれますよねぇ。」

後ろからきたパイプを右にとんでよけた彩。

彩「加賀見雫・・・。」

雫「姉様。私喧嘩できますからね？あと復讐したいのはあなたもですよ。私は綺麗事ばかり言っているあなたが嫌いなんです。」

といってナイフを出した。

麗「彩！」

彩「私は綺麗事で囲まれた生き方なんてしてないから。素手できなよ。」

雫「さすがですね。それは松宮麗香の殺人・倉本環奈の暴走・原川朔の障害事件が関わってるか「ドゴッ」

瞬間。彩は腹に蹴りと殴りを入れた。

彩「何でお前がそんなことしってる。」

雫「うっ・・・」

痛みで喋れない加賀見。

彩「その口はお飾りか？喋れるよな？当然だろ？・・・喋れねーなら失せろ。」

聞いたこともないくらい低い声。麗香までもが顔を青くする。

彩「早く。」

麗「彩・・・。やめろ。」

彩「黙れ。話してんのはこいつだ。」

麗「そういうことじゃねーよ！」

彩「・・・私はお前らの努力が消えんのが嫌なんだよ！」