手を繋ごう (ページ6)

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ヒチョルページ6

病院に行ったら,,,,腫瘍が前より大きくなっていて、手の感覚が徐々に無くなっていくという症状に到達したらしい。

隠したいが、ソンミン達にも多分バレてる

俺は,,,,あれから部屋に居た。自分がどれだけ感覚が無いのかを試してみた。

携帯を触ってみたし、手を壁に思い切り殴ったりしたり、トイレに行き手を洗ってみても、、、、、、何も感じなくなってしまっていた。

自分の性格上認めたくなかった。

机に置いてあった硝子のコップを割り,,,,破片で右手を刺そうとしたら・・・・・・

イトゥク『ヒチョル！！！(怒)何してんだよ！！！！』

さっきの硝子の音でやって来たんだろな。

ウニョク『兄さん！？大きな音しましたけど～？』

イトゥク『ウニョク、悪いんだけどアイシング持ってきてくれない？』

数分後、ウニョクが戻ってきてアイシングを当ててもらったが冷たいのか温いのか分からない。

ウニョク『兄さん、冷たい？大丈夫？』

ヒチョル『あぁ、大丈夫だ・・・。』

イトゥク『じゃあ、リョウク”あれ“持ってきて』

イトゥクがリョウクに”あれ“を持ってきてと頼んだ物は、アイシングだった。

リョウク『兄さん、このアイシング冷たいですか？』

俺はこんとき何も疑いもせずに普通に答えた。

ヒチョル『あぁ、ウニョクのと同じように冷たいよ。』

カンイン『ちょっと誰ぇ～！水からお湯にした人～？！もの凄く熱いんですけど！』

え？熱い・・・？

じゃあ,,,,このアイシングの中身、お湯か？

リョウク『ごめんなさい兄さん。これ、水じゃなくて熱いお湯が入ってたんだ。』

ソンミン『兄さん,,,,さっき冷たすぎって言ってたよね？』

ヤバイ…俺がしたことか失言してしまった。

ドンヘ『兄さん,,,,右手・・・』

ヒチョル『何言ってるんだよwww間違えただけだよ。誰だって間違えるだろ？』

イトゥク『ヒチョル・・・』

ヒチョル『何だよ皆してw腱鞘炎が酷くなったから薬強めにしたんだよ～。今にか治るよ。』

シンドン『ヒチョル兄さん！正直に話してよ！』

ヒチョル『なんだ、今俺が言ってる事信じないのか？！この薄情ｰｰｰｰ！？』

すると突然頭がガンガンした。多分,,,,薬を飲んでいないからだと。

シウォン『兄さん！！！大丈夫ですか！！！』

ヒチョル『俺の,,,,鞄の中に、薬がある。ﾊｧﾊｧﾊｧ!ｳｶﾞｧｧｧｧｧｧｧ!』

痛い痛い痛い！！！

皆の声が聞こえるが、俺は意識を飛んでしまった。