兄さん！！！！

ニジュウ ページ23

A サイド




ローレンを抱き上げてとりあえずアクシアに案内して貰ってるけどこの子何があったんだ？



それに結構ガタイが良いと思ったらめちゃくちゃ軽いし、、刀也と変わらないくらいか？？？若い子はちゃんと飯を食うのが仕事だよな？？？(違う)



アクシア「あ、ここです！！」


『サンキュ〜…っと、』



一度ローレンをベッドに横にさせて近くにあった椅子にアクシアと腰掛けた。ローレンの顔をよく見れば目の下には隈ができてるし、あんま寝れてねーのか？



それにこの子。俺が会社の社長だって言った瞬間何かに怯えているような感じがした。それも下向いて誰とも目を合わせないって相当ヤバいと俺は推測。



うー〜ん。なんなんだろうな。何がこの子をそこまで追い詰めてるんだ？？？原因が何か一つでも分かれば手助けが出来たらいいけど、、いや今はそれもそうだけどローレンの体調が第一優先か？？でもその事がローレン自体を苦しめてるならそこから除いてやらねーと、、




あーもうこういう時俺より朔良の方が頭回るんだよな。俺は基本的に思い立ったら即行動タイプだから後先考えずにやっちまうとこがあるし。朔良は思いついたらまずその先のことやリスクを考えて動くタイプだから俺も安心して行動出来るしなんつーかカバー力？が上手いんだよな。羨ましい。



なんでうだうだ考えてれば申し訳なさそうにアクシアが声を掛けた。


アクシア「あ、あの、、」


『ん？』






アクシア「…っ、ローレン、を助けてください！！お願いします！！！！！！！！！」

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