兄さん！！！！

ジュウハチ ページ21

『ふは、なーんで刀也が謝んだよ。笑 でもありがとな。俺の為に泣いてくれて 。』


よしよし〜 なんて隣の朔良くんから頭を撫でられ兄さんから背中を撫でられれば緩い僕の涙腺はいとも簡単に崩壊してしまって。



「っふっ、、っひっ、、ううっ、、」



泣き方が可愛い？まあ僕ですからね。可愛いのは当たり前でしょう？？？？まあそんなどうでもいい事は置いて。小さい頃兄さんと朔良くんは僕がないていたらいつもこんなふうに撫でたり慰めてくれていて。それがどうしようも無く暖かくて余計に涙が止まらないことが沢山あったな 。



朔良「ふふ笑 なんだか昔に戻った気分だねA」


『確かにな〜。笑 むしろあの頃より少し泣き虫になったんじゃないか？刀也 。』



「こ、んな僕は…嫌、？？？」



朔良「嫌なわけないよ。可愛いなあほんとに、、」


『同じく。 でも今はみんな心配してっから泣きやもうな〜ほらチーン。』


ティッシュを鼻に当てられれば素直に鼻をかみ少しだけ赤くなった目を何度か瞬きすれば クルリ、と周りを見渡して



「どうですか僕の貴重な泣き顔が見れて！！！」



伏見「なんだコイツ」

イブラヒム「心配してた時間返せよ」

不破「いや〜さすがもちさんっすね」

甲斐田「先輩だけど無性に腹立つな」



『ほんっとお前は素直じゃねーな。悪いなみんな。コイツ悪いやつじゃないんだわ。だから許してやってくんね？』


朔良「僕からも許してあげて欲しい。笑」


叶「Aさんと朔良さんに言われたらすぐ許しますよ！！」


加賀美「そうですね！剣持さんではなく剣持社長と成瀬副社長のためなら！」


「おい！！！！！」




『んま、だから嬉しかったよ。ガクの気持ちを聞いて。ああちゃんと俺自身を見てくれてる子は居るんだって。かなり安心したんだ。ありがとなガク。』


伏見「いえいえ。…なんだか嬉しいっスねそういうふうに言ってもらえて。笑」


「まあガクくんより僕の方が兄さんのことを理解しているんですけどね！」


伏見「おい今良い雰囲気だったろ！！！！」




なんて軽く言い合いしてたら





？「あ、あの…ご、そうだんが、、」



「はい？」

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