兄さん！！！！

ジュウヨン ページ17

『そーそー。俺も朔良も気に入ってたからな』



伏見「それ聞いてより泣きそうなんスけど、、」


『泣いてもいいぞ〜おいで！』


「は？！！！ダメ！！！ここは俺、、僕！！僕のだから！！！」



兄さんがガクくんを抱きしめようとしたけどダメだからな？！！ここは僕の特等席！！！いくら親友で相棒のガクくんでも譲れねーからな！！！おいそこ笑ってんじゃねえ！！！



伏見「とやさんがそう言ってるんで ' 今回は ' 遠慮しときます！！！」



「今回はじゃねーーよ！！ずっとだわ！！！ね？！兄さん！！」


『えーー俺はどっちでもいいよ〜。来たい時に来てくれりゃ。』


朔良「僕もたま〜にAに抱きしめてもらうけどそれは嫉妬しないの？」


「朔良くんと兄さんは恋愛感情なんか絶対にわかないって知ってますし朔良くんのことは信用してるので」



生まれた病院も2人は同じでもはや運命共同体みたいな2人は口を揃えて絶対に恋愛感情になることはないって言ってるし仮に朔良くんが兄さんのことを好きになったとしてもめちゃくちゃ考えるし悩むけどいいの、、かなあ、、とは多分思うはず。まあそんなこと絶対に有り得ないけど！！



朔良「なーにそれ。嬉しいなあありがと〜刀也くん〜！」


「っわ！？…あ、、んふふ、笑」


朔良くんから抱きしめられたけど前から変わらないこの優しい香りが僕は大好きで。今兄さんと朔良くんに挟まれてるから大好きな二人に包まれてるみたいでめちゃくちゃ幸せだな〜って感じてたら


三枝「なになになに？！刀也くん今可愛いよ！！」



「うるせーな唐辛子！！！！」



邪魔するなよ！！！全くもう！！！！


『唐辛子くん？…エクステ？かなそれめちゃくちゃ似合うね！』


三枝「…！！あの、三枝明那って言います！！是非とも明那とお呼びください！！！」


叶「は？ダメ」


三枝「なんで叶くんが言うの？！」


叶「僕だって勇気出して言ったんだから明那が呼び捨てとか解釈違い！！！！」



なんだその変な理由、、ていうか僕の！！兄さん！！！ですから！！！！


『えーもう何だっていいよ。叶は会ったばっかの俺の事ほんとに好きだな〜可愛い。』


片手で叶くんの髪を撫でればたちまち撫でられてる叶くんは顔が真っ赤で、、、は？？？


「兄さん"！！ズルい！！」


『え？！何が？！』


朔良「刀也くんはほんとにAの事になると余裕ないよね、、」


「もちろん！！！」


伏見「いやドヤ顔すんな？！！！」

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