名も知らない桃色の放送1-1 ページ43
てすてす。
ぁー。てすてす。
はじめまして、こんにちは。今日も昨日と同様晴れの日です。こんな日はお洗濯日和だなぁと思います。…あ、これ昨日も言ったな
そうそう、天気がいいからって外ではしゃぎすぎて怪我をしないように!なんか危ないことしてたらすぐに行くからやるんやないで!
…っと…そろそろ終わりやな。夜、消灯の時間になったらまた放送するから楽しみにしててな!
だから、誰かいたら返事をください。
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音声はここで切れた。
その音声は総統が"面白いものを持ってこい"と…あの刺客に依頼したものらしい。
未だあの刺客が関わっている事が腹立たしいけれど今回の情報は少し気になるところがあった。
「なんか意味深やな〜…」
「最後だけ声色が違うのがちょっと怖いっすね。」
確かにそれもそうだ。けれど何かが違う。
「ふむ……A、お前何か気になっていることがあるだろう。」
『いえ、…お気になさらず』
「構わん。話せ」
ぐ、と飲み込もうとしていた言葉を繋げていく。
ただ、単純に疑問だっただけなのに…
『その…最初は世間話をしているみたいなんです』
口に出してみるとまた新しい疑問が出てくる。それが…
『最後の声は何かに気づいたみたい』
本物の狂人か、はたまた誰かが生きていると信じて疑っていない。
この声の主は誰も知らない。
けれどその存在は知っている。
彼のいるその国の名前はとある亡国"迷の国"
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きむち鍋(プロフ) - 紫さん» コメントありがとうございます。セリフ調になっているのがとても可愛らしいですね! (2020年12月30日 18時) (レス) id: 4e029fbece (このIDを非表示/違反報告)
紫 - os 「続きが気になるめう〜」gL「頑張ってくれ!」紫『面白かったです♪、、、せーの』「「『これからも宜しくお願いします!』」」 (2020年5月9日 23時) (レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
きむち鍋(プロフ) - ノリシロさん» コメントありがとうございます! こういったジャンルは初めてですので至らぬ点もありますが、のんびりと更新させていきますので、ゆったり楽しんでいただけたら幸いです! (2019年2月25日 11時) (レス) id: 82753cc095 (このIDを非表示/違反報告)
ノリシロ(プロフ) - 設定や一つひとつの表現に人物たちの感情が滲んでいる感じがしてすごく好きです!!
更新楽しみにしてます、頑張って下さい! (2019年2月24日 14時) (携帯から) (レス) id: 2e9ea22d03 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きむち鍋 | 作成日時:2018年8月28日 20時