七十八話 ページ30
雨宮side
眠い。
相も変わらず吐きそうだ。
何故、学校等に来なければならないのか。
食べ物が無い。
何か食べないと。
硬化くんに驕り条件で食べるか。
すっごく嫌だけど。
栄養失調で倒れて、護衛出来なくなって探偵社頸になるより幾分かはましだろう。
切「雨宮！はよ。
体育祭優勝良かったな！新聞にも一面大見出しで載ってたぞ！！
処で、今日こそ、俺たちと飯くわね？」
噂をすれば。
やっぱり嫌だ。
眩しすぎる。
私は、こんなにも黒に染まっているのに。
雨「ツンツン髪くん。
そろそろストーカーの領域だと思うよ。」
切「ツンツン髪じゃねぇよ！！！
ストーカーでもねぇし！」
雨「ハイハイ。」
適当にかわす。
相「席に付け。
今日のヒーロー情報学は一寸特別だぞ。」
ラッキー。
相「『コードネーム』ヒーロー名の考案だ。」
全「「「胸膨らむやつ来たぁ！！！！！」」」
何でこんなにもぴったり合うんだよ。
五月蠅い。
眠い。
相「と言うのも、先日話した『プロからのドラフト指名』に関係してくる。
指名が本格化するのは、経験を積み、即戦力として判断される、2、3年から。
つまり、今回来た指名は将来性に関する興味に近い。
卒業迄に其の興味が削がれたら、一方的にキャンセルなんてよくある。」
ヒーローにならないし、興味ない。
面倒くせぇ。
峰「大人は勝手だ！」
葉「戴いた指名が、其のまんま自分へのハードルになるんですね！」
相「そ。
んで、其の集計結果が此だ。」
は？
何あれ。
相「例年はもっとバラけるんだが、今年は３人に注目が偏った。」
上「だ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
白黒ついた！！」
青「見る目無いよね、プロ。」
面倒くせぇ事になりそうな感じが。
相「雨宮は初の無個性、主席入学、初優勝が重なって特に多くなった。」
此、行かなきゃ駄目？
行きたくねぇ。←
私の名前の隣には、8931、と書かれていた。
切「えげつねぇ量だな。」
本当だよ。
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ゆい(プロフ) - ありがとうございます！ (2019年4月4日 20時) (
レス) id: 4b9f084e7b (このIDを非表示/違反報告)
みさき - とても面白い作品ですが、97話ではなく95話になってますよ (2019年4月4日 19時) (レス) id: 2b00ce2615 (このIDを非表示/違反報告)
厘 - 今見て気付いたンですが殿堂入りおめでとうございます！私より作者様の方が神様なんじゃ…？これからもこの素晴らしい作品を読ませて頂きますね！頑張ってください！ (2019年4月2日 21時) (レス) id: d2eb824a47 (このIDを非表示/違反報告)
梶井さんが好きな岩野泡鳴(プロフ) - 絶対切島くん顔ぱぁぁぁってさせるよね、犬だよね、もう犬だよね (2019年4月2日 20時) (レス) id: 6343f47515 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 応援、ありがとうございます！こんな駄作者の心配なんぞしてくださって………神様ですか！？本当にありがとうございます！此からも、何卒、よろしくお願いします！ (2019年4月1日 22時) (レス) id: 4b9f084e7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆい | 作成日時：2019年3月23日 14時
