七十話 ページ22
雨宮side
準決勝の相手は真面目メガネくん。
他の面子は、爆発太郎くんに紅白くん。
大まか、予想通りだ。
紅白くんはさっきのワカメくんとの試合で、左を使って居たが、まだ、無理だろう。
乗り越えるには時間が掛かる。
取り敢えず私は、次の試合の所迄行って、待っていよう。
すると、誰かにぶつかった。
見てみると、エンデヴァーだった。
誰だっけ、確か…………………紅白くんのお父さんの筈。
エ「すまない………………君は、焦凍と同じクラスの雨宮さんか。」
雨「はい。」
エンデヴァーは、私を観察するように見た。
止めて欲しい。
大の大人に見られたって嬉しくねーよ。
エ「焦凍は、オールマイトを越えるヒーローにする。
君もだ。
無個性等に、焦凍は負けない。」
ムカつく。
そう言う、宣戦布告は紅白くんがするべきだ、少なくとも。
其に、何故親が其処までする。
しなくても、いいだろうに。
彼には、実力も、運も備わっている。
雨「貴方が紅白くんと普通の親子にならない限り無理でしょうね。
少なくとも、何の躊躇いもなく、左の個性を使えるようになるまでは。」
たっぷり、皮肉を込めて言ってやった。
紅白くんの家庭環境は思っていた以上。
多分、彼は此のエンデヴァーが大嫌い何だろう。
凄い人では有るんだろうけど。
確か、No.2ヒーロー。
晩年二位。
そう呼ばれていた筈だ。
あの口調からして、エンデヴァーはオールマイトを越える存在になりたかった。
でも、なれなかった。
いくら努力しても到底、及ばない。
抜かそうとする度に前に進んでいく。
オールマイトはそう言うヒーローだ。
オールマイトの状態からして、エンデヴァーは直にNo.1ヒーローになる。
望まない形で。
其をエンデヴァーがどう思うかは知らないが、その前に紅白くんと仲直りすればいいけど。
次の試合が始まる。
勝ったのは、爆発太郎くんみたいだ。
勝って、戦えるのを楽しみにしていよう。
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ゆい(プロフ) - ありがとうございます！ (2019年4月4日 20時) (
レス) id: 4b9f084e7b (このIDを非表示/違反報告)
みさき - とても面白い作品ですが、97話ではなく95話になってますよ (2019年4月4日 19時) (レス) id: 2b00ce2615 (このIDを非表示/違反報告)
厘 - 今見て気付いたンですが殿堂入りおめでとうございます！私より作者様の方が神様なんじゃ…？これからもこの素晴らしい作品を読ませて頂きますね！頑張ってください！ (2019年4月2日 21時) (レス) id: d2eb824a47 (このIDを非表示/違反報告)
梶井さんが好きな岩野泡鳴(プロフ) - 絶対切島くん顔ぱぁぁぁってさせるよね、犬だよね、もう犬だよね (2019年4月2日 20時) (レス) id: 6343f47515 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 応援、ありがとうございます！こんな駄作者の心配なんぞしてくださって………神様ですか！？本当にありがとうございます！此からも、何卒、よろしくお願いします！ (2019年4月1日 22時) (レス) id: 4b9f084e7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆい | 作成日時：2019年3月23日 14時
