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4.夢が人生をつくる!! ページ4

「え、あの子MVP!?」




重そうなトロフィーと世界の視線を抱えながらみんなが待つステージへと歩みを進めるその男の名は...




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〜2006年3月20日〜

「翔ママ!!翔平いる???あ、いますか...?」


「敬語じゃなくていいからねAちゃん。今日も一緒に見ちゃう?」

「うん見たい!お父さんとお母さんあまり興味無いから一緒に見てもつまらないんだよね」

いつも小学校から帰ってきたらランドセルを置いて近所にある翔平の家に寄るのが日課だった。

「見るなら楽しく見たいものね」

翔平の家の雰囲気はいつでも暖かく大好きだった。

「あの子なら自分の部屋でAちゃん待っていると思うよ。行っておいで!」

「うん!!!」


ガチャ!!


「翔平!来たよ!!!」


扉を開けるともう応援体制になって待機してた翔平が部屋をうろちょろして私を待ってくれていたようだった。

「遅いよ〜A!もうすぐ6時になるのにどこ行ってたんだよ!」

「だって〜今日月曜日だから先に宿題終わってからじゃないとダメだってお母さんが....」

「いつも溜めるからそうなるんだろ〜」

「はいはいー学年でトップに入る大谷くんには敵いませんよ〜べーっ」

「それより!あと30分もないじゃん!急いで下行って準備しなきゃじゃん!!」

バタバタと下に降りていくと大谷家がリビングのテレビの前に既に座って準備してた。

ほらほら翔平!Aちゃん!はよ座り!

翔ママが私たちを誘うのは決まって翔ママと翔パパの間だった。

翔平と2人ぎゅうぎゅうになりながら見るのも観戦の醍醐味だった



「三振〜!!!試合終了!!!にっぽん勝ちました!」

っしゃあああああああああああああ!!

誰から始まったでもない歓声が月曜日の夜に響く。

みんな立ち上がって喜ぶ中、翔平だけずっとテレビに移る選手たちを眺めてた。

翔平?どうかした?

そう聞こうとした瞬間

「ねえ父さん...俺こうなれるかな」

「プロの世界は厳しいからな、厳しいだろうな」

「でも俺リトルの中でもすご「趣味程度だろ..?」

少しずつ涙目になっていく翔平を見るのがきつくて

翔平が無理だって言われるのが悔しくて

「そんな事言わないでよ!翔平は凄いんだから!!もっともっと大きくなったらイチロー選手にだって負けない選手になるんだから!!んで世界中のみんなが言うんだから!!

世界最高の選手は大谷翔平だ

って!」

5.親の思い→←3.表彰式と思い出



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設定タグ:大谷翔平 , 侍ジャパン , プロ野球   
作品ジャンル:恋愛
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(プロフ) - あやさん» 遅くなってすみません!!今直しました!!! (11月3日 9時) (レス) @page17 id: c2c7cd44af (このIDを非表示/違反報告)
あや - 昨日の今日ですいません、、Twitterのところは全部見れなくなっていて、、修正出来ないでしょうか?( ´・ω・`) (8月6日 22時) (レス) @page8 id: 00ae8c215c (このIDを非表示/違反報告)
あや - 更新楽しみにしてます!! (8月4日 23時) (レス) id: 00ae8c215c (このIDを非表示/違反報告)
ムスメ3(プロフ) - 続きが楽しみ (6月23日 0時) (レス) @page21 id: fcb0ec653e (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - よかったあああああああ (5月20日 11時) (レス) id: c2c7cd44af (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2023年3月22日 15時

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