ミカグラ学園組曲夢小説

第七話 ページ8

緊張感がなさそうだな、そんな事を思ったのか二人とも一瞬言い合いをやめて女の子の方を向いてる。あっでもよくみたらなんだこいつ、的な感じだ。よくわかんないけどありがとう。まだステップ踏んでるけど。

？「ふっ！はっ！ほいよっと！」

…掛け声面白いね。なんか女の子の近くにいた二宮先輩が離れてく。かわいそう…そんなことを思ってると、疲れた風な京摩さんが口を開いた。

京摩「……何がしたいんだ。で、言いたいことは？」

……はい、苛立ちを抑えてるのが充分わかります。名前は知りませんが二人ともすいません…。

？「その辺にしておいたら？」

凛とした声が響いた。振り返ってみると、学校側に頼みにいったときにいた、星鎖先輩がいた。(サインの時はいなかった。)会ったときにしたの名前でいいといわれて呼んでいる。相変わらず綺麗…

星鎖「…九頭竜さん、そんなに荒れることでもないでしょう？かわいい新入生だもの。大目に見てあげて？」

感服させられます。そう思った。すると、

京摩「あ？荒れてるって？冗談。ちょっと構ってやっただけだろ？」

と、京摩さんは面倒くさそうな顔に戻って、途端に興味を失ったように立ち去っていった。追いかけなきゃ…！

A「ちょっ、京摩さん待ってくださいよ！」

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