ハロー、ハロー、届きますか？

日記:7日目 ページ10

私は最近モテるための作法を習得中である。

どうやら、面白い人は好かれるらしい。




*


　『……ということで福永、面白い人間になりたい』




昼休みに2年2組に来ております。

面白いといえば福永だったからだ。



　福永「………」


　『ねあいシアス！！福永様』



福永は元々寡黙？無口？だからあまり期待はしてないけど福永以外に適任はいないんだぁぁぁ！！



　福永「………ん、」


　『お！？』





*

部活中。



　孤爪「A…、スコアノート見せて……。なにしてんの」


　『マネージャーの真似ーじゃぁぁぁ！！』





一斉に部員は私の方を向く。

笑ってる人もいれば呆気にとられている人もいる。

そう、私はお笑い初心者としてまずは簡単なダジャレを勧められた。



　灰羽「Aさん……！ハハ、なに言ってんスか！！」


　山本「…頭打ったか」


　芝山「しかもそのTシャツもダジャレじゃないですか」


　『コーディネートはこーでねーと！！』


　夜久「だ、大丈夫か」


　『あ！夜久さん！片想いで肩重いです！』


　黒尾「ぶひゃひゃ、どうしたよ！？」


　『険しい山は迫力マウンテン！！！』






そのあと、私は山本に怒鳴られるまでダジャレを言いまくってました。




夜久さんには心配されて目的とはちょっと違うかんじだったけど気を引けたからOKということで！

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