日記:24日目 ページ29
合宿2日目
清水「Aちゃん、起きて」
『Zzz……』
雀田「あ!夜久さんが!!」
『!???や、夜久さん!?』
大滝「わ、本当に起きた!」
白福「黒尾のいうとおりだ〜」
朝、起きたら美少女達に囲まれていた。寝ぼけていてもわかる圧倒的な顔面偏差値。
私は数多くの男子がのぞむであろうこのシチュエーションをそっと拝んだ。
*
今日は練習試合はない。
ただひたすら山道を走り込み、対人パスをする。
マネージャーとしては非常に楽である。
澤村「ラスト5本!!」
部員「ウッス!!」
夜久さんは今日もかわいいなぁ…。
*
犬岡「Aさーん!ドリンクくださーい!」
山本「俺も頼む!!」
『はいはい!おつかれ!』
白福「スイカできたよ〜」
梟谷のマネージャーさんがスイカのことを報せればワラワラとハトのように部員が集まっていく。
しかし、集まる気力もない部員が一名。
孤爪「………………死ぬ…」
ウチの孤爪クンだった。
研磨は柱にグデンと寄りかかりその物騒な一言のあとピクリとも動かなくなった。
え、ダイジョブ??
『研磨…?生きてる?』
孤爪「……ムリ、助けて…」
うわお、これは大変だ。
あの研磨が私に助けを求めている。これは事件。
とりあえず光が当たらない所に移動させようか。
『…っしょ』
孤爪「………ありがと、う」
『いや、本当に心配なんだが』
肩をかす。相当ヘバっているらしく完全に体を預けていた。サラリ、と揺れる髪がちょっとくすぐったい。
……軽いけど!重い!!
夜久「…俺が連れていくよ、ホラ、研磨肩かせ」
『あ、ありがとうございます』
この状況に気づいた夜久さんがこちらに来てくれた。暑さで赤くなった顔がかわいい!
そして、研磨を支えるとチラッとこちらを見て口をとがらせた。
夜久「チョットは俺を頼れよな……」
『や、やくさ……』
研磨を支えるその小さな背中にまた好意を募らせた合宿2日目の昼。
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ひーな(株)(プロフ) - 蒼穹@小鳥遊。さん» 前作にまでコメントありがとうございます〜!夜久さんかっこいいですよね!かっこよく見せられるように頑張りましたよ!!推しなんですか?読んでいただけて嬉しいです!! (7月29日 7時) (レス) id: 7ba130fac2 (このIDを非表示/違反報告)
蒼穹@小鳥遊。 - 夜久さん、イケメン過ぎません?推しの夜久さんをここまで格好よく書いている作品は他にないですよ!続編もとても面白かったです (7月29日 4時) (レス) id: 851e2142d3 (このIDを非表示/違反報告)
ひーな(株)(プロフ) - ねこねこさん» わ、ありがとうございます!!なんかすみません笑 (2023年5月8日 12時) (レス) id: 5a69352509 (このIDを非表示/違反報告)
ねこねこ(プロフ) - 夜久がこんなにかっこよく書かれてる小説初めて読みました......!!続編も面白かったです!更新頑張って下さい!応援してます♪ (2023年5月5日 13時) (レス) @page48 id: f035b1538a (このIDを非表示/違反報告)
ひーな(株)(プロフ) - ARyさん» おお!ご閲覧ありがとうございます!夜久さんかっこいいですよね…🥰わかりますよ!コメントありがとうございます! (2023年4月29日 18時) (レス) id: 5a69352509 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひーな | 作成日時:2022年11月25日 20時