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｢もう、ミンソクさん笑いすぎじゃないですか…？｣
｢だってAさんのリアクションがアニメで見るやつより凄かったから｣
職場まで歩いている間もずっと笑っているので私は不貞腐れモードに突入した。
こっちは恥ずかしさと申し訳なさで顔を覆いたいくらいなのに愉快そうに笑い続けるから。
｢それにしても、寝不足なんですか？座ってすぐに寝ちゃってましたよ｣
｢あー、なんか昨日あまり眠れなくて…｣
｢そういう日たまにありますよね｣
｢ミンソクさんはどういう日に眠れなくなるんですか？｣
今の私はなんでもあの人と結びつけてしまう。
あの人が家に来た日はきっと眠るのも遅いし、あの人が旦那さんといる日1人でいたらきっとモヤモヤして眠れなくなるに決まってる。
｢んー、考え事してると全然眠れないですね｣
｢考え事？もしかして悩みでもあるんですか？｣
私の性格を活かして今回は深いところまで聞き出せないだろうかと試みることにした。
少しでも2人のことを知りたかった。
｢悩み…うーん、悩みってことになるのかなぁ｣
これは、もしかしてもしかすると、少しはミンソクさんの心情を知ることが出来るのでは…？
｢どんな事ですか？｣
横目でミンソクさんの様子をうかがうと考え込んだような表情をしながら少し眉間にシワを寄せている。
｢いつまで続けないといけないのかなって、最近思い始めて｣
どくどくと速い鼓動で胸が苦しくなった。
これは、ほぼ確実にあの人のことなのではないだろうか。
｢続けないといけないって…何をですか？｣
妙に緊張しながら静かに尋ねるとミンソクさんはこちらを見て少し微笑んだ。
｢知ったらきっと幻滅されちゃうんで、秘密です｣
幻滅なんて、できなかったんです。
知ってしまった今でも、ミンソクさんが好きなんです。
｢そんな言い方するってことは、その続けないといけないことは…ミンソクさんは望んでいないってことですか？｣
そうであって欲しかった。
ミンソクさんはあの人の誘いを断れなくて関係を続けているんだって。
｢望んではいないですよ。…あー、すみません、なんか話しすぎたかも｣
髪を乱しながら頭を振るのを見つめ、そして目を逸らした。
ミンソクさんが望んでいないというなら…私は余計な事をしてしまうかもしれない。
でも、今の私はグラグラと揺れている。
何をしても中途半端になるのではないかと、少し怖くなった。
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K(プロフ) - ソルさん» 嬉しいお言葉、ありがとうございます(;_;)ミンソクさん派も多いのですね！どちらとのハッピーエンドなのか、楽しんで読んでもらえると幸いです(^_^) (2018年5月24日 20時) (
レス) id: 16d69035ac (このIDを非表示/違反報告)
K(プロフ) - ゆなさん» ベクペンさんなのですね！私なら選べないです、どちらとも幸せになりたいです...笑 (2018年5月24日 20時) (レス) id: 16d69035ac (このIDを非表示/違反報告)
K(プロフ) - きらさん» こんばんは！わー、ミンソクさん派！ベク派が多いと思ってたのでなんだか嬉しいです(>_<)どちらとも幸せになれれば良いのに...と作者なのに悶々としてます笑 (2018年5月24日 20時) (レス) id: 16d69035ac (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - いつも楽しく拝見してます！ミンソクさんとハッピーになってもらいたいなって思いますっ！ (2018年5月20日 23時) (レス) id: 0f050d23ca (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - ベクペンだけど、選べません（笑） (2018年5月20日 4時) (レス) id: 2f6c46c71c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：K
| 作成日時：2018年3月15日 18時
