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「怖い？なんで？？」
人のプライベートにずけずけ踏み込んでくるな
『翔陽くん、練習しないの？僕と話てていいの？』
僕は踏み込んで欲しくなくて、少し冷たく言い放つ
「あ、そうだった！！スミマセーーーーン！ちょっと話してて良いですかーーー？！」
『・・・』
「「良いわよーー！！」」
ハッとしたかと思えば、翔陽くんは大声を出しておばさんたちに声をかけた
なんてコミュニケーション能力の高さだろう
羨ましいようなそうでもないような
若干引き気味の僕へ向き直った翔陽くんは、また僕に質問してくる
「それで？なんで怖いの？バレーすっごく楽しいのに」
『・・・なんで、か』
僕は決勝戦でのことを思い出す
＿＿＿なんで・・・なにしてんだよ！！お前らッ！！！＿＿＿
『ヒュッ・・・・う・・・・』
喉が詰まるような感覚にとっさに自分の首に手を当てる
「ちょッ！！何自分の首絞めてんの！？」
無意識のうちに、首に当てていた手の力が段々と強くなっていく
『あ・・・カハッ・・・・』
「A！？桜のおばさん！！Aがッ！！！」
僕の背中をさすりながら、翔陽くんは僕の母さんを呼んでくれた
「A！！」
母が僕の元に駆けつけてくれたが、焦点が上手く合わないのか顔がぼやけてよく見えない
母は僕の手に自分の手を重ね優しく声をかけてくれる
「大丈夫、大丈夫・・・・」
『うんぐ・・・はぁ・・・はぁ・・・』
首を絞める手が緩んだのか、そのまま手を握られ首から離される
『はぁ・・・はぁ・・・ごめん、迷惑かけた。母さん、翔陽くんも・・・』
僕は二人の顔を見て謝る
母は落ち着いた様子の僕を見て、大丈夫といい練習に戻って行った
「オレは別に全然平気だけど、A、大丈夫？」
心配そうに見つめる翔陽くんの姿に、罪悪感を感じる
『うん・・・大丈夫。ありがとう・・・』
ニコリと笑ってお礼を言うと、ホッとしたのか翔陽くんも笑みが溢れる
『・・・あの大会の決勝でね。色々あったんだ。怪我もその時にしちゃって、それ以来バレーをするのが怖くなってしまったんだ』
困らせてしまった罪悪感なのか
それとも、彼の笑みがあまりにも優しかったからなのか
僕は口を滑らせてしまった
『仲間とかチームとか信頼とか全部失っちゃってさ・・・頑張った結果があれなら、僕はもうバレーをしたくない』
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ブタ(プロフ) - 金成さん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです！イラスト検討してみます！ (4月2日 12時) (
レス) id: 2e5896a6df (このIDを非表示/違反報告)
金成(プロフ) - コメント失礼します。…全然無理にとは言いませんがよければイラスト見せていただけないでしょうか…。ほんと我儘だとは思うんですけど自分も描いてみたく…検討していただけないでしょうか。作品、すごく面白くていつもにこにこで読んでいます。更新頑張ってください。 (4月2日 0時) (レス) id: 84b21786fe (このIDを非表示/違反報告)
ブタ(プロフ) - 空さん» わぁ！！コメントありがとうございます！頑張ります！！ (3月29日 17時) (レス) id: cb9064ad86 (このIDを非表示/違反報告)
空 - とてもいい作品です！更新がんばってください！応援しています！ (3月29日 14時) (レス) @page6 id: 7db07df1a0 (このIDを非表示/違反報告)
ブタ(プロフ) - コメント返し、下手くそですみません(´･ω･`) (3月27日 21時) (レス) id: ab5ddee3e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ブタ | 作成日時：2024年3月22日 23時
