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MN「〔……まだこの件に関しては事務所には相談していないようなので、何とも言えないのですが……〕」
" 万が一の時のため、最悪の場合も想定しておいた方が良いかと思われます。"
目の前が真っ暗になる。
電話を切った後も、俺はその場に立ち尽くしていた。
足が、動かなかった。
A……
Aが、辞める……？
脳裏に浮かぶ、Aの姿。
酷く儚く寂しげなその背中は、徐々に遠ざかっていって。
JH「スンチョラ？」
突然肩を叩かれて、ハッと我に返る。
振り返るとそこには、ジョンハンとジョシュアがいた。
JS「Aから？」
SC「……あ、いや……マネヒョンからだった」
JH「あ、そうだったの？何だって？」
一瞬、どこまで話すべきかと迷う。
せめてジョンハンとジョシュアにだけでも、全てを伝えておくべきだろうか。
でも……それで、2人を動揺させてしまったら。
悩ませてしまったら。
SC「……Aの聴力が固定されたらしい。後遺症で、難聴が残ったって……」
JS「！」
JH「えっ……」
これだけでも、動揺してしまっているのに。
Aが契約更新を悩んでいる、なんて。
SC「……今回の活動は、A抜きで続ける」
今それを言う勇気は、俺にはなかった。
JS「……そっか。じゃあ、俺達もAの分までしっかり果たさなきゃ」
JH「うん。ウジが作った今回の曲……アイツは何も言わないけど、絶対Aに向けてだし」
JS「魂込めよう」
JH「MVでライオンのぬいぐるみとか映せないかな」
JS「あ、それいいかも」
JH「もうひたすらにライオン散りばめよう」
JS「A、気づいてくれるといいね」
あれこれと新曲について語る2人。
頑張っているAのために、と奮闘している背中。
……ああ、やっぱりできない。
これ以上みんなを動揺させることなんて。
みんなのために、と容易く道を譲る性格のアイツ。
メンバーのために自分を犠牲にすることを厭わないアイツ。
そんなアイツが、迷惑をかけるくらいなら、と身を引いてしまうのが簡単に想像できてしまったから。
今の俺は、失うことを恐れる俺は、酷く臆病だった。
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来栖(プロフ) - セナさん» セナさん、ありがとうございます。必ずハッピーエンドにします！続きはもうしばらくお待ちください🙇♀️ (2022年10月26日 21時) (
レス) id: 3b73c7ec64 (このIDを非表示/違反報告)
来栖(プロフ) - てじさん» てじさん、いつもありがとうございます。続きはもうしばらくお待ちください🙇♀️ (2022年10月26日 21時) (レス) id: 3b73c7ec64 (このIDを非表示/違反報告)
来栖(プロフ) - 景夜さん» 景夜さん、いつもありがとうございます。続きはもうしばらくお待ちください🙇♀️ (2022年10月26日 21時) (レス) id: 3b73c7ec64 (このIDを非表示/違反報告)
セナ(プロフ) - 初コメ失礼します、、、！一難去ってまた一難😭😭パルちゃんとジュンくん、セブチのみんなが幸せになりますように……！更新応援しております🥹🥹 (2022年10月22日 9時) (レス) @page47 id: b2769f16fb (このIDを非表示/違反報告)
てじ(プロフ) - パルちゃん....お話の中だけどステージで輝いてるパルちゃんがもう一度読みたいよお😭どうなってしまうのか🥺 (2022年10月22日 7時) (レス) id: 677831959c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：来栖
| 作成日時：2022年10月1日 17時
