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……と、そんな感じで。
まるで小説にできそうな一目惚れをしたあの日から、もう2年が経つ。
2014年。
俺は未だにヌナに恋心を抱いている。
だって、めちゃくちゃ俺のタイプなんだもん。
年上だしスタイルも良くて、明るくていつも笑っていて、だけどどこか落ち着いているというか、どっしりと構えているような雰囲気がある。
俺の好みをそのまま詰め込んだのがヌナだ。
神様が俺にヌナを送ってくれたんじゃないかって、最近は本気で思ってる。
狙った獲物は絶対に捕まえたい。
なんとかヌナに振り向いてもらいたい。
そう思ってこの2年間、ひたすらアタックしてきたのだけど。
MG「ヌナヌナヌナヌナ！！！」
『おー、どうしたのミンギュ。ちょっとデカイな、屈むか縮むかしてくれ』
MG「ヌナーーー！！！大好き！！！」
『おーミンギュ、ありがとう。とりあえず落ち着いて』
MG「ねえヌナ！！俺、ヌナが大好きだよ！！」
『おーよしよしミンギュ、ありがとう。ひとまず屈もうか』
……なんか違う。
圧倒的に何かが違う。
恋ってもっと甘酸っぱい感じじゃなかった？
なんでこんな、飼い主とその犬みたいになってるんだ？
俺は「大好き」って何回も伝えてるのに、ヌナってば全っっっ然気づいてくれないし。
それどころか、なんかすごい流されてる感じすらする。
MG「はぁ〜……」
DK「どうしたの？」
MG「……ただ待つ身はツライよね」
DK「ブハッ、なにそれㅋㅋㅋㅋ」
MG「なんで笑うんだよー！」
ため息を吐いていたら、ソクミナに笑われた。
酷いヤツだ、友達が嘆いているというのに。
DK「ヌナのこと？」
MG「うん」
ヌナのことを好きなのは、別に隠してない。
そういうのはあんまり性に合わないし、なんなら俺は早々に思いを告げてガンガンアタックしていきたいタイプだ。
DK「なんかお前見てるとアレみたいだよ、崖の上のポニョ」
MG「あんな魚人と一緒にしないでほしい」
DK「「ミンギュ、ヌナ好きー！」って、なんかそっくりだもんㅋㅋㅋ」
MG「そんなこと言ってないけど！？っていうか俺の告白ってそんなに幼稚なの！？」
DK「幼稚っていうか……大型犬が飼い主に尻尾振ってるみたい」
だいぶショックだ。
俺なりの最大限の愛情表現というか、アピールだったのに。
もしかしてヌナは、本当に犬の相手をしている感覚で俺と接してたの？
だから全然振り向いてもらえなかったの？
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来栖(プロフ) - セナさん» セナさん、ありがとうございます。必ずハッピーエンドにします！続きはもうしばらくお待ちください🙇♀️ (2022年10月26日 21時) (
レス) id: 3b73c7ec64 (このIDを非表示/違反報告)
来栖(プロフ) - てじさん» てじさん、いつもありがとうございます。続きはもうしばらくお待ちください🙇♀️ (2022年10月26日 21時) (レス) id: 3b73c7ec64 (このIDを非表示/違反報告)
来栖(プロフ) - 景夜さん» 景夜さん、いつもありがとうございます。続きはもうしばらくお待ちください🙇♀️ (2022年10月26日 21時) (レス) id: 3b73c7ec64 (このIDを非表示/違反報告)
セナ(プロフ) - 初コメ失礼します、、、！一難去ってまた一難😭😭パルちゃんとジュンくん、セブチのみんなが幸せになりますように……！更新応援しております🥹🥹 (2022年10月22日 9時) (レス) @page47 id: b2769f16fb (このIDを非表示/違反報告)
てじ(プロフ) - パルちゃん....お話の中だけどステージで輝いてるパルちゃんがもう一度読みたいよお😭どうなってしまうのか🥺 (2022年10月22日 7時) (レス) id: 677831959c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：来栖
| 作成日時：2022年10月1日 17時
